・・・ビックリです。 こんな予想の斜めを上を行くコラボ。普通の頭じゃ思いつきません。
いや実はですね。映画を観に行ったんですよ。ちょうど『カラフル』と『怪談レストラン』が公開だったのでね。その帰りに「そういやそろそろ伊藤センセの新刊出ねえかなあ」なんて思いながら本屋に行ったのです(この時点で既に予感があったのかもしれません)。で、漫画コーナーに行く前に映画雑誌物色しようと思って雑誌コーナーに行ったのです。そこに平積みされてたのが↓この本。
![ダ・ヴィンチ 2010年 09月号 [雑誌] ダ・ヴィンチ 2010年 09月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/518h2IdvthL._SL160_.jpg)
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「おお!伊藤先生の対談! ・・・佐藤優って誰だっけ? まあいいや」なんて思いながら目的のページを開くと、、、

『憂国のラスプーチン』連載スタート! ・・・って、え? ど、どこで? ビッグコミック?! しかも脚本・プロデュースが長崎尚志ってなってるし(汗)。なんで? ていうかホラーなの? 意味わかんないんですけど。
気を落ち着けるためとりあえずその場で立ち読み。
話をまとめるとですね、8月10日に発売された『ビッグコミック 16号』で伊藤潤二(作画)×長崎尚志(脚本)×佐藤優(原作)による『憂国のラスプーチン』の連載がスタートすると。内容は、“外務省のラスプーチン”こと佐藤優氏が鈴木宗男問題で逮捕・拘留されたときの体験を描いたものになるとのこと。で、この異色コラボが実現したのは、意外にも原作者である佐藤優氏からの熱烈オファーだったらしい(驚いた。ほんとに驚いた)。逮捕前後にたまたま側にいた女子高生たちが『うずまき』の第1巻を手に取り「このホラーはおもしろい」と言ってたのを聞き購入して以来の伊藤潤二ファンとのこと。政治漫画ということもあり、編集部では当初社会派の漫画に慣れた人をと考えてたそうで、佐藤氏が伊藤潤二ファンじゃなかったら絶対に実現しなかったコラボだったようです(そりゃそうだわなw。普通思いつかないもん)。
ダヴィンチの対談では、佐藤氏が伊藤作品のどこに惹かれてるのか、何故今回伊藤潤二じゃないとダメなのかというのが延々語られてるのだけど、それを読むと納得っていうか、これはちょっと面白いものが出来るんじゃないかなあとワクワクさせられます。特に佐藤氏の『うずまき』への入れ込みっぷりがスゴイです。「うずまき資本論」という新書を出す構想まであるとか(笑)。あと『恐怖とはなんぞや』ってことについても二人で語り合ってるので興味のある方は是非取り寄せて実際の記事を読んでみてください。
ちなみに実際の連載は↓こんな感じ。拘置所での身体検査シーンで既にこの有様です(笑)。

文字だけ読むと社会派漫画なんですが、画力が強すぎていまのとこホラーにしか見えません(笑)。これからどんな不条理ホラーを描き出してゆくのかほんとに楽しみ。“伏魔殿”とかイイ感じのイラストで表現してほしい。
ちなみに左が第1話の載ったビッグコミック16号。右が対談の載ったダ・ヴィンチ9月号。併せてどうぞ。

ビッグコミックは毎月10日・25日発売なので購入はお早めに。早くしないと次の号が出てしまいます。
関連記事:佐藤優さんが初の漫画原作 「憂国のラスプーチン」連載開始(@MSN産経ニュース)
追記:伊藤先生の新刊、出てます。うかれてすっかり漫画コーナーに行くの忘れてました(汗)。

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あと、また『うずまき』が新装版で出るみたいです(発売日は8月30日)。
なんと、佐藤優氏の解説付き!(笑。そういうことか。ほんとに好きなんだねえ)

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関連過去記事:伊藤潤二「うずまき」が米図書館協会が選ぶ10代向けマンガTOP10に選ばれる