『私の優しくない先輩』まもなく公開(7/17〜8/27まで)

『私の優しくない先輩』 7/17(土)〜8/27(金)まで


【監督】山本寛【脚本】大野敏哉【撮影】藤井昌之
【出演】川島海荷/金田哲(はんにゃ)/入江甚儀/児玉絹世/永野芽郁/小川菜摘/高田延彦
102min/2010年
□上映館:新宿バルト9(8/20まで)/新宿武蔵野館(8/27まで)/


【STORY】イリオモテ ヤマコ、16歳。女子高生。九州の小さな町に引っ越してきました。私は、南くんのことが、大大大好きです!何度も何度も書き直したラブレターは、ポケットの中で賞味期限切れ。学校ですれ違うたびにドキドキして、妄想が止まらない(キャー)だけど、ある日、そのラブレターの存在が、クサくて、キモくて、ウザイ、不破(ふわ)先輩にばれてしまった!!!しかも、勝手に「南くんへの告白大作戦」を始めることに!最低、最悪の事態。不破先輩なんて、大大大大大ッキライ!!・・・・だけど私には、誰にもいえない秘密がある……。

日日日の同名ライトノベルが、なんと、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』で知られる山本寛監督の手によりまさかの実写映画化! これはどういう経緯で撮ることになったんだろ???と思ったら山本監督がシナリオに惚れ込み自ら監督に志願したらしいです(ちなみに脚本は「シムソンズ」「武士道シックスティーン」の大野敏哉さん)。試写の評判がかなり良いんですよねー。劇中では、竹内まりやがかつて広末涼子をイメージして書き下ろした「MajiでKoiする5秒前」を主演の海荷ちゃんがカバーし歌い踊ってるそうです。しかし、なんで都内3館上映なのにうち2つが新宿? 同じ街でやらんでも・・・。(追記:結局、公開中に4回観に行きました。本年度暫定1位です。思春期の少女に幻想を抱いてるおっちゃんたちからは「アイドル映画なのにヒロインの性格が悪すぎる」といろいろ文句を言われましたが、主人公ヤマコの性格は女子的に「思春期の女子なんてみんなあんなよ」って言いたくなるぐらいとってもリアルで、そこが大好きな一因でもあります。公開終了間際になっても女子中高生で満席の劇場で観られてとっても嬉しかったし、観るべき年齢層の子たちにちゃんと届けることができたとても幸運な映画だと思います。女子人気の高いタレント(はんにゃ金田)を配役するって大事って思いました(園子温監督の『紀子の食卓』は、この映画を必要としてる・観ることで救われる若い女の子が大勢いるはずなのに、観に来るのはおっちゃんばかりで、若い女の子たちが全然映画館に来てくれず可哀想だった))。


予告編


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

7/17(土)11:45の回(@新宿バルト9) 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):山本寛監督、川島海荷金田哲児玉絹世入江甚儀
※全席指定。チケットは既に発売中。
7/25(日)10:50の回(@新宿武蔵野館) 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):山本寛監督、川島海荷金田哲児玉絹世入江甚儀
※チケットは7/17(土)AM10:00より販売

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