『鉄男 THE BULLET MAN』まもなく公開(5/22〜7/16まで)


『鉄男 THE BULLET MAN』 5/22(土)〜7/16(金)まで


【監督・撮影監督】塚本晋也【脚本】塚本晋也/黒木久勝【撮影】志田貴之/林啓史
【出演】エリック・ボシック/桃生亜希子/中村優子/ステファン・サラザン/塚本晋也
min/PG12指定/2010年
□上映館:シネマライズ渋谷(6/20まで)/立川シネマシティ(6/11まで)/テアトル新宿(6/5〜6/25まで。レイトショー)/池袋シネマ・ロサ(6/5〜21:00レイトショー)/シアターN渋谷(6/26〜)


【STORY】東京。息子を殺されたアンソニーはその真相を追う内に、父が関与したある計画“TETSUO PROJECT”と、地下室に隠された家族の秘密へたどり着く。「決して怒りの感情を持ってはならない」――父の教えを破り、怒りに我を失ったアンソニーの身体は【鋼鉄の銃器】へと変貌する……。

ここで特筆すべきなのは『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』上映時に、その音響の良さから一躍知名度を上げた立川シネマシティがこの『鉄男』を上映することである。いや、確かにアスミックエース配給作品はいつもかけてるので今回もその流れなんだろうけど、長年この劇場に通ってる身からすると、無謀の一言。ここの客層的に『鉄男』なんて上映しても絶対こける。もうほんと客こない(涙)。15人いれば「ああ、良かった」ってホッとできる感じ?(汗) しかも旧館77席(DTS・SRD)の箱ならまだしも*1、新館180席(kicリアルサウンド)で上映するなんて・・・(こっちの方が音響いいから嬉しいけど貸し切りの寂しさも人一倍)。でもでも今回シネマシティさんは採算度外視で攻めてきた。劇場サイトによれば、『THIS IS IT』同様、サウンド・スペース・コンポーザーの井出祐昭氏、音響エンジニアの増旭氏を招聘し、塚本監督監修のもと独自に音響調整。監督に「『鉄男』の作品世界に、完全に入り込んでしまう」と言わしめるほどの《爆圧体感上映》が実現したそうです(うわあ、ほんまかいなあ。その心意気に涙)。でもたぶんすぐ打ち切りになると思う(だってホント客入らないもん)。だから、立川に行く予定の皆さん、できるだけ早く観に行ってくださいね。あると思うな3週目!です(尚、劇場ツイッターによれば「「鉄男 THE BULLET MAN」は体調のすぐれない方、大きな音が苦手な方は鑑賞をお避け下さい。冗談抜きで!(>_<)/」とのこと)。ちなみに、本作に関しては他の劇場も独自に音響調整してるそうなので、劇場をはしごし聞き比べてみるのも一興かと。


予告編


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

5/22(土)11:30の回上映後(@シネマライズ) 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):塚本晋也監督、エリック・ボシック、桃生亜希子中村優子ステファン・サラザン
※全席指定。チケットは既に発売中。

鉄男 THE BULLET MAN 完全オリジナル・サウンドトラック盤

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完全鉄男 『鉄男』から『鉄男 THE BULLET MAN』までの軌跡

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*1:邦画で一番入らなそうな映画はいつもここでかけられる。