『海の金魚』 4/10(土)〜4/30(金)まで
【監督】雑賀俊郎【脚本】塚田耕野【撮影】安田圭
【出演】入来茉里/田中あさみ/賀来賢人/白石隼也/柄本時生/小島よしお/高嶋政宏/吉瀬美智子/芳本美代子
116min/2010年
□上映館:新宿バルト9/他
【STORY】桜島を臨む鹿児島市の漁港。小説家の愛する父が海で行方不明になって以来、高校生の長田ミオは心を閉ざし、不登校を続けていた。一方、外科医の父の影響で幼い頃からヨットに乗り、天才少女と呼ばれヨット留学をしていた石黒キヨミは、練習中の事故で親友セイコを亡くしたことに責任を感じ、ヨットに乗ることができなくなってしまい地元の高校へ戻ってきた。彼女もまた心を閉ざし、孤独な高校生活を送っていた。ともに大きな傷と深い悩みを抱え、同時に海をこよなく愛する二人の少女は運命的な出会いを果たし、親友となった。やがて、二人はミオの父が遺した「宝の地図」を頼りに、“ゴールド・フィッシュ”号で無人島へ宝探しに出かける…。宝物を見つけたことで希望を取り戻したミオは、錦江湾で行われる鹿児島カップ火山めぐりヨットレースに参加しようとキヨミを誘う。クラスに溶け込めないミオとキヨミにいつも優しい言葉をかけてきた学級委員、伊勢ケイイチと、漁師仲間の嫌がらせからいつもミオを守ってきた漁師の南ヨウスケがクルーとなり、さらに事故死したセイコの恋人だったヨット部員の寺岡マサルもチームに加わることになった。五人は過酷な練習を積む中、仲間を信頼することでさまざまな困難や過去を乗り越え、ヨットの技術だけでなく人間として大きな成長を遂げていく。そして、ついにレースの当日がやってくる。それは彼らにとってただの競争ではなく、自分たちの未来を切り拓くための大きな冒険だった……。
鹿児島三部作第2弾『海の金魚』が今週末より公開です。第1弾『チェスト!』より引き続き雑賀俊郎監督がメガホンをとっております。「え?雑賀監督って鹿児島出身?」と思ったら福岡だとか。ちなみに主演の入来茉里ちゃんは鹿児島出身だということで方言関係はバッチリですね。
舞台挨拶等の予定は以下の通り。
4/10(土)11:30の回上映前 初日舞台挨拶(@新宿バルト9)
ゲスト(予定):雑賀俊郎監督、入来茉里、田中あさみ、賀来賢人、白石隼也、柄本時生
※全席指定。チケットは既に発売中。
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