何を今更でホントごめんなさい。だって今日知ったんだもん! うわあもうショック。全然知らなかった。だってまだ50歳とかそこらだよ? ていうかなんで4年も知らなかったんだろ。こんだけネット漬けの毎日を送ってるのに。Wショックですよ。
いやね、今日(日付的には昨日)、渋谷ユーロスペースに俳優・渡部篤郎の初監督作品『コトバのない冬』を観に行ってきたんですよ。
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「堤邦彦先生に捧ぐ」
おいおい待てよと。まるで死んじゃったみたいじゃないかと。気になりながらもケータイ出して調べるわけにもいかずその場は忘れて映画に集中してたわけですが、映画の後半に入ると脳外科の先生役で堤邦彦さん本人が登場。「ああ、堤さん出てる出てるー。だから協力のお礼で“捧ぐ”なのか。でも“捧ぐ”ってやっぱ死んじゃったみたいだよ渡部さん。感謝の意を表すにしてもこれじゃ紛らわしい。いや、ほんとに死んじゃったのかなあ」とまたまた気になり始め、上映後すぐさま「堤邦彦 死去」で調べたわけですが、特にそんなニュースは引っかからない。とりあえずWikipediaで調べてみるかと「堤邦彦」だけでググってみたら一発目にまさかの↓これですよ。
ご冥福をお祈りします 堤邦彦先生急逝 - 日々のデキゴト
ほんとに亡くなったのか...orz。コメント欄読むと本業の方でもすごく慕われてたんだねえ。まだ51歳だというのに。勤務後帰宅途中のタクシーの中で急死されたとのこと。「昨年12月」ってそうかそんな最近かと思いきや、書き込みが「2006年」? ということは「2005年12月5日」? もう4年も前の話じゃん! うわあ、全然知らなかった。しかも堤さんが務めてた北里大学病院元病院長はもちろんのこと、TBSの八木Pや植田Pが発起人や世話人になって追悼文集めてるし。
「堤邦彦先生 追悼文集(仮) ご寄稿のお願い」
http://www.geocities.jp/tsutsumi_tsuito/
こんなニュース見逃してたなんて迂闊。不覚。なんつーか地味にずしんときた。
ご冥福をお祈りします・・・って言ってももう4年も前だからとっくに安住しちゃってるよね(汗)。しかもいまさっき映画館で元気な姿(撮影したのが6年前だって言ってたんで亡くなる少し前の姿だよね)を見てきた身としては、なんていうか、うーん、、、なんも言えね。
思えば、堤邦彦さんの存在に気づいたのは、TBSでやってる堤幸彦監督のドラマ*1に「医療監修」としてクレジットされてたからでした。だって監督と1字違いなんてそんな偶然、兄弟か親戚かと思うじゃないですか(実際は全くの他人なんですけど)。渡部さんとの接点はどこかと思ったら、彼が心理カウンセラーを演じたTBS『First Love』で堤先生(精神科勤務後、救急医療センターで精神科専門の救命医として勤務)が医療指導を行っており、そこからのつきあいってことなんでしょうかね(ちなみに『コトバのない冬』は渡部さんの自主映画なんで渡部さん本人が堤先生に出演オファーしてると思います)。
映画は今週末3/19(金)までなので行かれる方はお早めに。さすが本職の先生だけあってアドリブ芝居は上手かったです。
映画「コトバのない冬」@渋谷ユーロスペース
予告&舞台挨拶