『扉のむこう』まもなく公開(3/6〜3/12まで)

『扉のむこう Left Handed』 3/6(土)〜3/12(金)まで


【監督・脚本】ローレンス・スラッシュ【撮影】ゲイリー・ヤング
【出演】根岸健太/印南雅子/古澤豪/小栗研人/工藤定次/加納想子/山下香林/松村佳奈江
108min/2008年
□上映館:渋谷シネマ・アンジェリカ(18:30〜1回上映)


【STORY】不満を抱えた十代の少年、宏は学校で問題を抱え、ある日突然自分の部屋に閉じこもってしまう。その後2年もの間、部屋から出る事を拒否し、誰も中に入れようともしない。手に負えない息子の行動を持て余し、長い間ひきこもる息子の言いなりにならざるを得ず、息子の為に食事を用意したり要求をかなえ続け、近所の人や友達の前では平静を装い続ける母・淑子。父親はいつも仕事で家には殆ど居らず、淑子と宏はますます互いに依存関係に陥ってゆく……。

英国人監督ローレンス・スラッシュの長編デビュー作。海外の映画祭にも多数出品されてる作品のようです。ドキュメンタリー要素の強いフィクションで、出演者のほとんどが演技経験のない一般人。主人公を演じる少年も不登校児や元ひきこもりの子らが通うフリースクールの生徒だったと聞くと、ひきこもり少年の再生を実際にひきこもりだった青年を主役にすえて描いた映画『青の塔』(坂口香津美監督)を思い出します。日英でどのような視点の違いがあるのか気になるところ。


予告編


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