私が初めてテレビで安室ちゃんを見たとき、彼女は“沖縄の空手少女”という肩書きだった

今朝、Yahooニュースを見ていたら安室ちゃんがガンダムとコラボするというニュースが流れていた。

安室奈美恵、ガンダムのアムロ・レイとの共演で夢叶う「安室、いきまーす!!」 (@オリコン)


歌手の安室奈美恵が、 16日発売のアルバム『PAST<FUTURE』収録曲「Defend Love」のミュージックビデオで、人気アニメ『機動戦士ガンダム』の主人公“アムロ・レイ”とアニメとなって共演していることが、わかった。幼少の頃から“ガンダム”に慣れ親しんで育った安室にとっては数年前から秘めてきた想いで、ついに夢が叶ったガンダム生誕30周年の今年に向けてリスペクトを込めてオファーしたところ、ガンダムシリーズを手がける「サンライズ」など主要クリエイターが安室のために集結し“ファーストガンダム”の作画タッチにこだわりつつ、約2ヶ月で制作。実在の人物の書き下ろしでガンダムの映像とコラボするのは史上初で、ビデオでは曲中にアムロ古谷徹)の「安室さんですね」という台詞も入っている。

安室ちゃんは別にガンダム好きではないです。むしろ安室ちゃん本人は上京以降、真のガンダム世代にうんざりするほど「名字が安室なんてすげえ!うらやましい!なんでレイって名前にしなかったの?」と言われまくり、内心では「ガノタ、うぜえええええ。それしか話すことねえのかよ」って思ってるはずなので、種から入ったような若いガンダムファンの皆さん、くれぐれも安室ちゃん本人に「ボクもガノタです!一緒です!夢が叶ってよかったですね!」なんてキラキラしたお目々で話しかけないでくださいね。


ちなみに、若い皆さんに説明しておくと、安室ちゃんの存在が全国的に知れ渡ったのはスーパーモンキーズではなく↓この番組が最初でした。
全国格闘技美少女VS道場破り高田 沖縄・琉球空手に挑む(1992.4.19放送)


今でこそ“安室”なんて普通の名前になっちゃったけど(いや、普通じゃないけど)、当時はホントに衝撃的でした。だってね、まさかこの世に安室(アムロ)なんていう名字が存在するなんて! もし下の名前が“レイ”だったらアムロ・レイ”ですよ! 一歩間違えれば、彼女は“アムロ・レイ”だったんですよ!(なんか品川みたいな口調になってきた…汗) もうね、一緒にテレビ見てたうちの兄弟も色めき立ちましたよ。もちろん学校でも「元気が出るテレビ、見た? “安室(アムロ)”だって。信じられない。なんで親は“レイ”ってつけなか(ry」って同じ話題の繰り返し。それぐらい彼女の名前はガンダムファンが一度聞いたら忘れることができないくらいのインパクトがあったわけです。おそらくGacktに聞いてもそう言うと思う。


番組出演からほどなくして「スーパーモンキーズ」の一員としてデビューするアムロちゃん。そこで初めて番組への出演はデビューへ向けての布石、プロモーション活動の一環だったことを知り、当時空手好きだった私は「空手が宣伝に利用された…」と少なからずショックを受けるわけなんだが(あの頃わたしは純だった)、この番組に一緒に出ていながらほとんど誰の記憶にも残っていなかったナナやミーナに比べれば、私の受けた傷など小さい小さい。