『放送禁止 劇場版2 ニッポンの大家族』まもなく公開(7/11〜8/7まで)


『ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版』 7/11(土)〜8/7(金)まで


【企画/監督】ベロニカ・アディソン【企画協力】長江俊和
【出演】浦さん一家(父・純夫(39)/母・司(45)/長女・林檎(25)/次女・蜜柑(24)/長男・豪毅(23)/次男・隆太(17)/三女・梨枝(16)/四女・檸檬(13)/四男・団(12)/五女・すもも(6)/五男・雷智(5))
96min/2009年
□上映館:池袋シネマ・ロサ(8/1以降はレイトショー)


【STORY】埼玉県所沢市三上町、大家族・浦さん一家。浦さん一家は、一見笑顔の絶えない明るい家庭に見えるが、長女の家出、長男のひきこもり、家庭内暴力など、様々な問題を抱えている。ニッポンが抱える問題、家庭内のいざこざ、それに立ち向かう家族の姿を見てベロニカは思う、「あなたたちはサイコーです!」と……。

2003年からスタートした『放送禁止シリーズ』も今年の4月で丸6年を迎えました。今回の劇場版2では2002年に取材した埼玉の大家族・浦さん一家(『放送禁止2 ある呪われた大家族』というタイトルで2003年に放送)に再び密着。と言っても、メインで取材にあたったのはいつもの長江監督ではなく、家族問題をテーマにしたドキュメンタリーを数多く手掛けるカナダの女性映像作家、ベロニカ・アディソン監督(代表作:北米ドキュメンタリー賞・特別審査委員賞受賞作「アリゾナの子ら」(99)、「サハラおじさん」(02)、他多数)。長江監督は企画協力という形で参加しているようです。浦さん一家といえば、2002年の取材時に前の旦那さんが失踪。その後とある事実が明るみになり、その取材で『放送禁止3 ストーカー地獄編』で活躍したフリージャーナリスト、筒井令子氏が若手ホープとして注目されるようになった・・・なんて後日談もありましたが、その辺りはどうするんですかね。ちなみに、浦さんのお宅はかつて『呪怨』のロケ地として使用されたこともあり、『放送禁止2』をたまたまテレビで見ていた清水崇監督は浦家に降りかかる不幸な出来事の数々に「あの家はリアルに呪われた家だったのか」ととても驚いたそうです。


予告編(あの林檎ちゃんが風俗嬢だなんて...orz)

フジテレビ「放送禁止」スタッフが贈る、観る人ぞ分かる大家族ドキュメンタリー。
日本人だからこそ気づかない、日本の家族問題。
あなたはこのドキュメンタリーで何を感じるだろうか?


尚、7/11(土)18:30の回上映後に池袋シネマ・ロサでは長江俊和監督のサイン会が開かれます。対象となるのは劇場で↓こちらの書籍を購入された方のみ。

放送禁止

放送禁止


もちろんDVDでの予習復習もお忘れ無く。

放送禁止2 ある呪われた大家族 [DVD]

放送禁止2 ある呪われた大家族 [DVD]


おそらく上映期間は2〜3週間なので、行かれる方はお早めに。ちなみに池袋シネマ・ロサは「(混雑時を除き)入れ替え制ではありません」ので、こころゆくまで何度でもお楽しみください(詳しくはこちらを参照されたし)。


東京以外での上映状況は以下の通り。

7/11(土)〜
川崎チネチッタ名古屋シネマスコーレ
7/25(土)〜
大阪・第七芸術劇場
8/1(土)〜8/8(金)まで
シネ・リーブル博多駅
※劇場一覧はこちら

今回、北海道はやらないんですねえ。


-追記(09/11/9)-
DVDが12/16に発売されます。


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