『ミスト』って絶対「将棋」に似てると思うんだよね。こういう布陣で駒（情報）を配置したら、おそらく相手はこの駒を使って次の手はここに打ってくるだろうから、早めにこの位置に駒を置いてこちらに来ないようにけん制し別の手に誘導する、みたいな。
以下、若干のネタバレ。
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情報を効果的に与えることで、予想される未来を限定し、常に二者択一（やるか、やらないか）の状況へと主人公を追い込むのが『ミスト』のやり方。各局面において主人公がうった手は常に最善のものだったと思うし、結末を知ったいまでもその考えは覆らない。唯一やり直し可能な局面をあげるとするならば、アレの残骸が溶けたことについてもうちょっと考えた方が良かったってことぐらいか。
