『受験のシンデレラ』まもなく公開(3/29〜4/25まで)


『受験のシンデレラ』 3/29(土)〜4/25(金)まで


【監督】和田秀樹【脚本】武田樹里【撮影】高間賢治
【出演】寺島咲/豊原功補/田中実/浅田美代子/六角精児/徳井優/モロ師岡/山田玲奈/梶原しげる/林真理子/橋爪淳/清水圭
106min/2007年
□上映館:シアターN渋谷(〜4/25まで)/新宿K'sCinemaほか


人生は変えられる。夢はきっと叶うんだ。


【STORY】“受験指導のカリスマ”として受験生にあがめられている人気講師の五十嵐は、富も名声も手に入れおごり高ぶっていた。しかし、ある日友人のガン専門医から末期がんを宣告され茫然となった。その帰り道、五十嵐は立ち寄ったコンビニで16歳の少女・真紀が店員に詰め寄る姿を見て、彼女の驚異の数学的センスに気付く。彼女は家庭に事情から高校をやめ、将来に希望を見出せず悩んでいた。五十嵐は自分の最後の日々を彼女の人生を変えるため、東大受験に賭けることに決める。かくしてカリスマ講師と高校中退の少女との、東大合格を目指す特訓が始まった……。



関連:和田秀樹公式サイト高間賢治の撮影監督日記

精神科の先生による初監督作品でありながら、昨年、ノンバイオレンスな映画を選考対象としたモナコ国際映画祭で、見事主要4部門(主演女優賞、主演男優賞、脚本賞、最優秀作品賞)を受賞した『受験のシンデレラ』が今週末より公開されます。東大受験本でおなじみ精神科医和田秀樹氏が自らメガホンを取り「ドラゴン桜」みたいな映画を撮る・・・・と聞いて逆に「ちょっと胡散臭くね?」「別に自分で撮らんでも本職の映画監督に任せればいいじゃんね?」と疑問に思った人は、↓の【関連記事】にリンク張った監督インタビューを是非是非読んでみてください。どうやら和田センセ、高校生の時からずっと映画作りに憧れていたようで(実際大学生の時に自主映画も撮っており、そのときの出演者のひとりである橋爪淳さんが本作にも友情出演しております)、「医者になったのは映画を撮るための資金を稼ぐため」と語る珍しい人なんです。インタビューを読む限り、本作は、医者としての経験を通して監督自身が「得たもの」「伝えたいこと」がいっぱい詰め込こまれた“デビュー作らしい映画”に仕上がっている様子。なんてったって子供の頃からずーっと見てきたあの豊原功補が主演男優賞を獲った記念すべき作品でもあるので、個人的にとても楽しみにしてる作品です。


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

3/29(土)11:15の回上映前 初日舞台挨拶(@シアターN渋谷)
3/29(土)12:05の回上映前 初日舞台挨拶(@新宿K's cinema)
ゲスト(予定):和田秀樹監督、寺島咲、豊原功補浅田美代子星野みちる(主題歌)


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