『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』まもなく公開(3/15〜5/23まで)



『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』 3/15(土)〜5/23(金)まで


【監督】若松孝二【脚本】若松孝二/掛川正幸/大友麻子
【撮影】辻智彦/戸田義久 【音楽】ジム・オルーク
【出演】ARATA/坂井真紀/地曳豪/並木愛枝/菟田高城/伴杏里/大西信満/中泉英雄/坂口拓/渋川清彦/桃生亜希子/松浦祐也/RIKIYA/奥田恵梨華/高野八誠/辻本一樹/倉崎青児/小倉一郎/宮台真司/佐野史郎/奥貫薫/原田芳雄(ナレーション)
190min/2007年
□上映館:テアトル新宿/ポレポレ東中野(5/10〜)


【STORY】1972年2月、日本中がテレビに釘付けとなった。5人の若者たちが、長野県軽井沢の「あさま山荘」に立てこもり、警察との銃撃戦を展開したのだ。彼らは、革命に自分たちのすべてを賭けた「連合赤軍」の兵士たち。その後、彼らの同志殺しが次々と明らかになり、日本の学生運動は完全に失速する…。ベトナム戦争、パリの5月革命、文化大革命日米安保反対闘争、世界がうねりを上げていた1960年代。学費値上げ反対運動に端を発した日本の学生運動も、三里塚闘争など、農民や労働者と共に、社会変革を目指し、勢いを増していった。活動家の逮捕が相次ぐ中、先鋭化した若者たちによって、連合赤軍は結成される。あの時代に、何が起きていたのか。革命戦士を志した若者たちは、なぜ、あそこまで追いつめられていったのか。なぜ、同志に手をかけたのか。なぜ、雪山を越えたのか。なぜ、山荘で銃撃戦を繰り広げたのか。あさま山荘へと至る激動の時代を、鬼才・若松孝二が描く!

先ごろ開催された第58回ベルリン国際映画祭フォーラム部門にて、最優秀アジア監督賞と国際芸術映画評論連盟賞のW受賞という嬉しいニュースを引っさげ今週末よりいよいよ公開される『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』。上映館となるテアトル新宿では(公開にあわせてかどうかは知りませんが)現在音響設備の改装工事が行われている関係上3/14(金)まで営業休止となっているわけですが、座席指定チケット及び前売り鑑賞券の販売は臨時窓口を設け通常通り行っておりますので、「初日に立ち会いたい!」という方は連日午後12:00から夜20:00までの間に劇場窓口にて購入されたし! それにしてもかなりの豪華キャストだったんだね。おお!並木愛枝ちゃんも出るのかあ。。。


尚、本作は190分という大作のため、当日料金が通常より200円高い2000円となりますのでご注意を(前売り券は1500円)。


ちなみに、前日3/14(金)19:00から青山ブックセンター本店にて若松孝二、並木愛枝(永田洋子役)、地曳豪(森恒夫役)、大西信満(板東國男役)、平沢剛(映画研究者)によるトークショーと「連赤」メイキング上映が行われます(詳しくはこちら)。



また、3/15(土)より渋谷シネマヴェーラにおいて『若松孝二レトロスペクティブ』もスタート。初日3/15(土)12:25〜トークショーも行われます(ゲストは若松孝二監督、中原昌也ジム・オルークを予定)。詳しいスケジュールはこちらを参照されたし(3/15以降はこちらで確認)。


それと、本作の舞台裏を撮った映画『実録・連合赤軍』メイキングフィルムが渋谷UPLINK FACTORYにて4/13(日),4/26(土)、5/15(木)の三日間のみ特別上映されます(詳しくはこちら)。併せてどうぞ。


予告編(※特報はこちら


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

3/15(土)11:30/15:20/19:10の回 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):若松孝二監督、他出演者多数
※全席指定。チケットは既に販売中。

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

【関連記事】
若松孝二監督インタビュー


Youtube関連動画】
映画「実録・連合赤軍」にかけた想いと決意
戸田が「実録・連合赤軍」を語る1(若松監督コメント代読も)
映画「実録・連合赤軍」作成資金苦労話〜自分の別荘を使って破壊
映画「実録・連合赤軍」中間幹部がトップにたってしまったがゆえの悲劇