2006年12月初旬「コトリタチの楽園」「ゆれる(2回目)」

うーん、体力的な問題で結局PETBOXは全部観れなかった。そして1週間騙し騙しでやって来たのに金曜日のムリがたたったのか本格的に風邪を引いてしまった。だって『コトリタチノ楽園』が観たかったんだもん(パンフで一番気になった画がコレだったから)。ひねた性格の私にとっては非常に真っ直ぐな映画でとっても良かったので後悔はしてない。毛利監督、次も撮ったら観に行きます! 佐藤有記ちゃんは意外とアレだね。高いので躊躇してたけど、瀬々監督と再度組んだ劇団四季女優のイメージビデオも買って確かめねば。


『ゆれる』は「結局兄ちゃんは殺したの?どうなの?」と考えてたらどうしても気になっていてもたってもいられなくなり「下高井戸なら職場から30分強で行けるぞ」と気づいてしまったので急遽再見してきた次第。ついでにパンフも買った。これね、思うんだけど、監督と香川さんで兄ちゃんに対する人物像が少しズレてないかい? 「弟も自分の中にある保身的な部分を知らなかったし、兄も自分の露(悪?)な部分に関してそうだと思います」って兄ちゃんが知らなかったなんてぜってーありえないですよ、監督。香川さんに聞いてもそう言うと断言できる。知らなかったなんて思うのは弟の視点だって。そんなことだから「本当のこと言って昔の兄ちゃんを取り戻す」とかって発想しちゃうんですよ、あの弟は。小説版はどうなってるんだろう。探しても本屋にないんだよね。話によると各登場人物の独白という形をとってるようだけど兄ちゃんの記述は一番少ないとか。これって、わざと書かなかったんじゃなくて「よくわからないから書けなかった」というのが真相じゃないの? どうなんだろう。できることなら撮影時に使われた脚本も読みたいなあ。「あれはボクです!」と語る香川さんがこの兄ちゃんを演じてなかったらどうなってたのか気になる。彼の台詞回しとか間の置き方とかすごいリアルなのよ。自分もああいうタイプの人間だから(笑)。ああいうヤツにああいう言い方されたらああいう言い方で虐め返します(笑)。いいなあ、弟は。いつだって「素直」で(笑)。・・・ムカツク。『ルート225』観てダイゴくんに癒されたい。かわいいよダイゴ〜。ちなみに『ゆれる』のパンフは監督が見たというユメの詳細が載ってるので「買い」です。映画まんまの内容にビックリです。


それにしても、昨日は大人しく家でごろごろと買いだめて放置されてたDVD見てたのにもかかわらず今日になっても風邪が治らないとは何事だ! ムカツイタので・・・ウソ、水が尽きて飯も炊けない、薬も切れて買いに行かなければどうしようもないというのっぴきならない理由で、今日は出かけねばならない。なんとか体力持って。つーか腹減った。新宿に出来たアメリカのとろけるドーナッツが食いたい!!!!!
クリスピー・クリーム・ドーナツ | Krispy Kreme Doughnuts