『キャッチボール屋』まもなく公開(10/21〜12/1まで)

いまやドラマに映画に引っ張りだこの大森南朋が単独初主演を果たした映画キャッチボール屋が今週末から公開されます。監督は『ソナチネ』で助監督デビューして以来、北野武諏訪敦彦らの下で長年助監督を務め、本作で晴れて監督デビューとなった大崎章。脚本は『MASK DE 41』の足立紳が担当。本作はなんといっても、職を無くしふとしたことからキャッチボール屋を引き継ぐことになった大森南朋のもとに、寺島進松重豊光石研水橋研二といった訳ありの面々が集まり、キャッチボールを通して互いに忘れていた何かを取り戻してゆくという、一部男優ファン(ええもちろん私のことです)にはたまらない構成になっているのが見所でしょう。このメンツ相手の一対一の芝居がじっくり観られる機会なんてなかなかないからねー。気心知れた仲ということもあり、大森南朋×水橋研二のシーンはほとんどアドリブだそうです。ちなみに音楽はSAKEROCKが担当。公開中はメンバーを呼んでのトークショーもあるけど、星野源ちゃんの来場予定は、、、無いんだなあ〜(残念)。尚、本作は「キャッチボールのできる公園づくり推進会」推薦映画でもあります(そんな団体があったとは…)。


『キャッチボール屋』 10/21(土)〜12/1(金)まで


【監督】大崎章【脚本】足立紳【撮影】猪本雅三
【出演】大森南朋/キタキマユ/寺島進/松重豊/光石研/水橋研二/庵野秀明/峰岸徹/三浦雅己/内田春菊/康すおん/キム・ホジョン
105min/2005年
□上映館:新宿K's Cinema(11/18以降はレイトショー)


【STORY】ひょんなことからキャッチボール屋?になった、30代・失業中のタカシ(大森南朋)。やってくるお客様さんは元高校球児、サラリーマン、借金取り、OL・・・等々。どこかワケありげな彼らの迷いや悩み、恥やギャグも全部ボールと一緒に受け止める。ぎこちなくも懐かしいユーモアに包まれたやりとりの中で、次第に明らかになるお互いの意外な過去。見た目によらず実は懸命に毎日を生きている彼らを見て、タカシも大切なことを思い出す……。

10/21(土)1回目上映後、2回目上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストは大森南朋キタキマユ水橋研二松重豊(2回目上映前のみ)、大崎監督を予定。当日朝10:00より整理券配布予定。


トークショーの予定は以下のとおり(各日ともPM 6:40 の回上映前)。いずれかの日に南朋ちゃん来場予定とのこと。日程決められないのは『Dr.コトー』のせいか。

10/27(金) 『ソナチネ』助監督のデビュー作を祝して!
 ゲスト:寺島進×大崎監督
10/28(土) 僕がキャッチボール屋になったワケ
 ゲスト:庵野秀明×大崎監督
11/3(金) 祝ヒット!サントラができるまで
 ゲスト:浜野謙太、田中馨(from SAKEROCK)×大崎監督
11/4(土) 女優キタキマユを語る!
 ゲスト:キタキマユ×西川美和(映画監督)×大崎監督
11/10(金) 今だから話せる撮影秘話
 ゲスト:水橋研二×大崎監督
11/11(土) ※追加
 ゲスト:大森南朋×大崎監督

キャッチボール屋~オリジナルサウンドトラック~

キャッチボール屋~オリジナルサウンドトラック~

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