オダギリジョーが単身アメリカに渡り、外国人キャスト・スタッフに混じって全編英語の台詞に挑んだロードムービー『BIG RIVER』が今週末から公開される。製作は、北野映画を製作する一方で、ジャン・ジャンクー監督『青の稲妻』『世界』、清水浩監督『チキン・ハート』等国内外を問わず若手映画監督を起用した作品をコンスタントに手がけるオフィス北野。ニューヨーク在住の舩橋淳（『エコーズ echoes』）がメガホンをとる。上映期間中は黒沢清監督を呼んでのトークショーも予定されている。新作「叫」にオダジョも出てるという噂なので、そこらへんの話も聞けるかもしれない（「叫」についてはこちらに撮影レポあり）。
『BIG RIVERビッグ・リバー』 5/27（土）〜7/14（金）まで
【監督・脚本】舩橋淳【脚本・撮影】エリック・バン・デン・ブルール
【出演】オダギリジョー/カヴィ・ラズ/クロエ・スナイダー
105min/2005年
□上映館：テアトル新宿
【STORY】 人間の存在なんてちっぽけに感じるほど雄大な米・アリゾナ州の砂漠。日本人バックパッカーの哲平（オダギリジョー）。消息の途絶えた妻を捜すためアメリカへやって来たパキスタン人のアリ。アル中の祖父とトレーラー暮らしをしているアメリカ人のサラ。偶然出会った、自分の居場所がみつからない3人の間に、奇妙な友情が生まれ、あてのない旅が始まった……。
5/27（土）11：30の回上映後と14：00の回上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストは舩橋淳監督、オダギリジョーを予定。当日朝9:30より整理券配布（一人２枚、どちらか一方の回のみ）。また、5/31（水）19:00の回上映後にトークショーあり。ゲストは舩橋淳監督、黒澤清（監督）を予定。（追記：初日舞台挨拶の模様）
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