佐々木蔵之介&ドランクドラゴン塚地という、一見似ても似つかぬ、だがよく見ると似て無くもないという二人を兄弟役に配して江國香織の小説を映像化した『間宮兄弟』が今週末から公開される。監督は、『模倣犯』で一大センセーショナルを巻き起こした森田芳光。インタビューを読むと、「観客に見逃して欲しくないシーンは?」との問いに「最後のシークエンスはおそらく映画史上初めてのアイデアです(笑)」と楽しげに語っているそうなので、もしかしてまたも卓越した映像センスで観客の度肝を抜くつもりか!?と一抹の不安を感じずにはいられないが、試写の評判は割といい感じ。ちなみに本作はエンドロールの後にちょっとしたお楽しみがあるとか。それと劇中で語られる「黒木瞳の秘密」は実話だそうです。
『間宮兄弟』 5/13(土)〜7/28(金)まで
【監督・脚本】森田芳光【撮影】高須比呂志
【出演】佐々木蔵之介/塚地武雄/常盤貴子/沢尻エリカ/北川景子/中島みゆき
119min/ビスタサイズ/2006年
□上映館:新宿武蔵野館(7/8以降はレイトショー)/シネセゾン渋谷(7/8〜)ほか
だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん。
【STORY】 間宮兄弟は30代のいまも同居を続ける仲の良い兄弟。兄・明信(佐々木蔵之介)はビール会社の社員。弟・徹信(塚地武雄)は小学校の校務員。兄弟はざまざまな日常の歓びを重ね、楽しく生きている。そんな兄弟に欠けているのは<恋人>。徹信は兄のために同じ学校で働く葛原依子先生(常盤貴子)とレンタルビデオ店員の直美(沢尻エリカ)を誘ってカレーパーティを企画する。ふたりの美女は間宮兄弟宅にやってくることになるのだが……。
5/14(日)13:55の回上映後、16:20の回上映前に舞台挨拶あり。ゲストは佐々木蔵之介、塚地武雅(ドランクドラゴン)、森田芳光監督を予定。当日朝8:50より3F劇場受付にて整理券配布。
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/09/29
- メディア: 単行本
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