商業映画としては最年少か? 現役高校生の豊田和真が高1の夏に書いたという同名小説を、本人脚本により映画化した本格サーフィン映画『キャッチ ア ウェーブ』が今週末から公開される。主演は朝ドラ『ファイト』の三浦春馬。しかし個人的な注目は、やはりこの方、「伸太郎、あんたがいたから『金八』最後まで見続けたよ」と声を大にして言いたい濱田岳。今年は『県庁の星』に始まり、『青いうた〜のど自慢青春編〜』『シュガー&スパイス〜風味絶佳〜』『アヒルと鴨のコインロッカー』*1と主演・出演作目白押しで嬉しい限り。メガホンを取るのは、ドラマ『ウォーターボーイズ』のディレクター、高橋伸之。これが映画初監督となるが、先に監督デビューを果たしてる共テレドラマ班・村上正典(『電車男』)、佐藤祐市(『シムソンズ』)につづきこちらもヒットさせることができるのか(もちろん制作には共テレも一枚かんでます)。おなじみの竹中直人も出演(これは原作者の“当て書き”だから「まーたー?」なんて文句言わないことー。笑)。昨年からいくつものサーフィン映画が公開されてるけど、本作は日本プロサーフィン連盟が初めて全面的にサポートした「本格サーフィン映画」。素潜り記録保持者の高樹沙耶やハワイにサーフィン留学してた坂口憲二が出演者に名を連ねていたり、サーフィンフォトグラファーの草分け的存在である芝田満之が水中撮影を担当するなど、脇もがっちり固めてきている。というわけでオズラさんは責任持って映画も宣伝するように! ちなみに、、、原作兼脚本の豊田和真は、名前を見て頂ければ分かるとおり、某ラブラブ夫婦の片割れ、とよた真帆の“甥っ子”だそうです。
『キャッチ ア ウェーブ CATCH A WAVE』 4/29(土)〜5/26(金)まで
【監督】高橋伸之【原作・脚本】豊田和真【撮影】増井初明/芝田満之
【出演】三浦春馬/木村了/濱田岳/加藤ローサ/高樹沙耶/とよた真帆/竹中直人/坂口憲二/三船力也
116min/ビスタサイズ/2006年
□上映館:テアトル新宿/渋谷シネマGAGA!
同じ波は二度と来ない。
だからこの夏は、
自分だけの夏を、自分だけの波をつかまえにいく!
【STORY】 大洋(三浦春馬)、小林(木村了)、田口(濱田岳)の3人組は、高校生になって初めての夏休みを、湘南にある田口の別荘でちょっとリッチに過ごすつもりだった。ところが、海岸で別荘の鍵をなくし代わりにヘンなおっさん・デューク(竹中直人)を拾ってしまったことから、彼らの夏休みは思いもよらぬ展開を見せ始める。彼らは出会ってしまったのだ。恋にサーフィン、“一生を変えるひと夏”に……。
4/29(土)は両劇場ともに初日舞台挨拶あり。渋谷シネマGAGA!は11:30の回上映後。全席指定でチケットは既にチケットぴあと劇場窓口にて販売中です(残席のこりわずか)。テアトル新宿は13:40の回上映後。当日朝10:00より整理券配布(一人4枚まで)。ゲストは両劇場共に三浦春馬、木村了、濱田岳、加藤ローサ、竹中直人、坂口憲二、高橋伸之監督を予定。
キャッチ ア ウェーブ写真集―PHOTO×MUSIC=SURF
- 作者: 北島元朗,芝田満之
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