『映画監督になる方法』まもなく公開(4/8〜4/28まで)

自主映画界の女王・松梨智子id:tomokom)が撮る「映画監督になりたい」若者たちの可笑しくも切ない青春群像劇『映画監督になる方法』が今週末から公開される。舞台となるのは90年代の自主映画業界ということで、自伝的な要素を多分に含みつつ、当時流行した様々なスタイルの自主映画のパロディをはじめ、歌あり踊りあり笑いあり涙あり、スプラッターにヌードありの娯楽青春映画に仕上がってる模様。90年代に片足or両足自主映画業界に突っ込んでた人や自主映画作品を見まくってた人は、観ながら「あれのモデルは○○か?」と勝手に思いこむのもいいかもしれません。トークショーも盛りだくさんなのでお楽しみにー! ちなみに松梨監督、テレ朝『やぐちひとり』(4.11 OA)や日テレ『女優魂』に出るかもしれないとのこと(女優魂はいいね)。

『映画監督になる方法』 4/8(土)〜4/28(金)まで


【監督・脚本】松梨智子【撮影】松梨智子/西村喜廣
【出演】まんたのりお/町田マリー/徳蔵寺崇/松梨智子/いとうよしぴよ/藤井樹/浅野麻衣子/山崎祐子/神本十兵衛/ミック入来/津田寛治
94min/ビスタサイズ/2005年
□上映館:渋谷シネ・ラ・セット(21:20〜レイトショー)


【STORY】映画監督志望のキタガワ(まんたのりお)と斉藤(町田マリー)。インディーズの映画祭で賞を取るも、プロになることは出来なかった。その後、斉藤はミニシアター支配人アラキ(徳蔵寺崇)の助力を得て、自分が監督・主演の作品を完成させ公開することに。「イチゴちゃん」の芸名でコスプレをして、インディーズ映画界で有名になっていく。一方、キタガワは自らの才能に絶対の自信を持つが一向に実作に結びつかず、やがてAV監督となり、徐々に評価を得ていくも映画監督への夢を捨てきれずにいた。ある日、キタガワは10年振りに斉藤と再会する。その時、アラキからキタガワは提案を受ける。「イチゴちゃん主演のAVを撮って、うちの劇場でかけませんか?」 初のチャンス到来にキタガワは、世の中をあっと言わせる大傑作を作ろうと、奔走することになるが……。


まんたのりおの人情グルメ日記
特殊メイク西村喜廣-映造日記

4/8(土)上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストは町田マリー毛皮族)、まんたのりお、いとうよしぴよ、松梨智子監督を予定。


トークショーの予定は以下の通り(※各日とも21:20の回上映前)。

4/13(木) 
ゲスト(予定):酒徳ごうわく(『クビレンジャー』監督、id:atamaizer)、松梨智子監督
4/14(金)
ゲスト(予定):内田けんじ(『運命じゃない人』監督)、松梨智子監督
4/15(土)
ゲスト(予定):澤田育子(拙者ムニエル・『サノバビッチ☆サブ』出演)、松梨智子監督
4/21(金) 
ゲスト(予定):斎藤浩一(シネマ秘宝館)、松梨智子監督
4/22(土) 
ゲスト(予定):江本純子毛皮族)、町田マリー毛皮族)、松梨智子監督
4/28(金) 
ゲスト(予定):西村喜廣(特殊造形)、園子温(『奇妙なサーカス』監督)、松梨智子監督


※4/8、15、22、28は朝9:45より。4/13、14は朝10:15より整理券配布(一人1回の受付で2枚まで)。


本作はちらしを持参すると1300円で観られるそうです。
あと、↓のインタビューが面白いので自主映画業界に興味がある方などには特にオススメしときます。


【関連記事】
松梨智子インタビュー1