『チェコアニメ映画祭2006』まもなく公開(4/1〜5/12まで)

今日から新宿K's CINEMAと吉祥寺バウスシアターの2館にてチェコアニメ映画祭2006』が開催されます。チェコアニメといっても今回のメインは「人形」アニメではなく、いつもとは趣向を変え、美術監督に重きを置いた手書きアニメ中心のラインナップが取りそろえられている模様。美術監督には絵本のイラストをてがけている人も多いそうで、↓のちらしに惹かれた人はこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。もちろん、昨年急逝されたエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー*1の作品も入っています。尚、劇場によって上映されるプログラムが異なるのでお間違えなく! 

『チェコアニメ映画祭2006』 4/1(土)〜5/12(金)まで

【上映作品・期間】
■Aプロ(10作品/88min) 4/1(土)〜14(金)
『メディア』『カフェ』『ネズミ、万歳!』『バイオリン・コンサート』
 監督・美術:パヴェル・コウツキー
『復讐』監督:イジー・ブルデチュカ 美術:ミロスラフ・シュチェパーネク
『犬と妖精の話』監督:エドゥアルト・ホフマン 美術:ヨゼフ・チャペック
『エンド・オブ・ザ・キューブ』監督・美術:ズデネック・スメタナ 
『ある粉屋の話』
 監督:イジー・ブルデチュカ 美術:エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー
『ちびトラちゃん』『カシュパーレックとホンザ 盗まれた王冠』
 監督:ボフスラフ・シュラーメク 美術:ヨゼフ・パレチェク
■Bプロ(11作品/93min) 4/15(土)〜28(金)
『反復』『ことば、ことば、ことば』『夫婦生活』『クロスワード』監督・美術:ミハエラ・パヴラートヴァー
『永遠に…』監督・美術:ミハエラ・パヴラートヴァー
『おじいさんは40人』監督:ヴァーツラフ・ベドジフ 美術:ミロスラフ・シュチェパーネク
『宿なしルンペンくんの話』監督:エドゥアルト・ホフマン 美術:ヨゼフ・チャペック
『共存』監督・美術:ズデネック・スメタナ
『わらべ歌』監督:エドゥアルト・ホフマン 美術:ヨゼフ・ラダ
『カバのティリーネック』監督:リブシェ・パレチュコヴァー 美術:ヨゼフ・パレチェク
『アマールカ 森番をやっつけた日』監督:ヴァーツラフ・ベドジフ 美術:ヴァーツラフ・ベドジフ、ボフミル・シシュカ
□上映館:新宿K's CINEMA



■Cプロ(9作品/89min) 4/1(土)〜21(金)

『履歴書』『ジレンマ』『カタストロフィー』『ひとめぼれ』
 監督・美術:パヴェル・コウツキー
『タフなビリーとジャイアント・モスキート』
 監督:ヴァーツラフ・ベドジフ 美術:ミロスラフ・シュチェパーネク
『郵便屋さんの話』監督:エドゥアルト・ホフマン 美術:ヨゼフ・チャペック
『めがね』監督・美術:ズデネック・スメタナ
『魔法の果樹園』
 監督:リブシェ・パレチュコヴァー 美術:ヨゼフ・パレチェク、リブシェ・パレチュコヴァー
『けしのみ太郎』監督:ボフスラフ・シュラーメク 美術:ヨゼフ・パレチェク
■Dプロ(7作品/85min) 4/22(土)〜5/12(金)
『シューティング・ギャラリー』監督・美術:ミロスラフ・シュチェパーネク
『りんごのお姫様』監督:ブジェチスラフ・ポヤル 美術:ミロスラフ・シュチェパーネク
『動物が好きな男』『広がる霧』『トラをつかまえろ!』
『銀紙に包まれたネズミの話』『くじらのらじく』※全て「ふしぎな庭シリーズ」より
 監督:ブジェチスラフ・ポヤル 美術:ミロスラフ・シュチェパーネク
□上映館:吉祥寺バウスシアター


*1:ヤン・シュヴァンクマイエルの妻であり制作上の良きパートナー。遺作となったヤン・シュヴァンクマイエルの新作『ルナシー』はいつ頃こちらにくるのかなあ。