先頃急逝された演出家・久世光彦を偲び、今晩9時よりTBSにて「寺内貫太郎一家傑作選-西城秀樹が浅田美代子が伴淳三郎が…昭和49年・日本中を笑いと涙で包んだあの家族をもう一度!」が放送される。もちろん、小林亜星、樹木希林をゲストに呼んでのトークコーナーもあり。保存版にされたい方は録画予約をお忘れなく!
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2006/02/24
- メディア: DVD
- クリック: 30回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
個人的には「谷口六三商店」が見たかったけれど(「寺内〜」「時間ですよ」より断然愛着があるのよ)、これはもう致し方ない(久しぶりに夏川結衣の“バカ姉ちゃん”が見たかったなあ…)。映画関係者が亡くなった場合は故人の作品をみんなで観て偲ぶってのは当たり前になってるけど、テレビ関係者が亡くなった場合はやらないよね。追悼番組の中でダイジェスト的に故人の作品を見て偲ぶことはあっても、作品がまるまる再放送されるってことは珍しいんじゃないかなあ。そういえば、さっき番宣見てたら「寺内貫太郎一家」当時の樹木希林の年齢が31歳だったことが判明。年下かよ...orz。
ちなみに久世さんが亡くなる直前まで手がけていた企画は、リリー・フランキー著「東京タワー」のドラマ化。
急逝した演出家久世光彦さん(享年70)が演出を手掛ける予定だった、作家リリー・フランキーさんの大ベストセラー小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のドラマ化が正式決定した。12日、フジテレビが発表した。「万が一のことがあっても実現を」という久世さんの遺志を継ぎ、映画「県庁の星」の西谷弘監督(44)が演出を担当。今夏単発スペシャルで放送される。
「泣き顔を見られたくなければ電車で読むのは危険」などの口コミであっという間に120万部を売り上げ、老若男女の涙をしぼり取っている「東京タワー−」。久世さんも例外ではなく、すぐに原作権を獲得。昨秋からドラマ化に向けて、企画をすすめていたという。台本もほぼ完成していたが、最終決定稿が出来上がる直前に亡くなった。(以下略)
気になる配役だが、オカン役を田中裕子、リリーさん役をなんと大泉洋(!)が演じる。ああ、これは久世演出で実現して欲しかった。。。
- 作者: リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2005/06/28
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 445回
- この商品を含むブログ (1403件) を見る