『あおげば尊し』まもなく公開(1/21〜2/17まで)

テリー伊藤がトレードマークの帽子を脱ぎ、末期ガンの父を看取る息子というおおまじめな役で初主演をはたした映画あおげば尊しが今週末から公開される。監督は『病院で死ぬということ』『トニー滝谷』の市川準。原作は『疾走』『ヒナゴン』と著作の映画化があいつぐ作家・重松清の同名小説。・・・監督、ごめんなさい。わたしねえ、これ、ちょっと観に行けないわ。ちらしのこのテリー伊藤の表情と、その裏に書いてあるあらすじ読んでるだけで涙止まらないもん。ビデオが出たらティッシュ一箱用意して、家でゆっくり一人で観ます。出演者の中に"麻生美代子"って書いてあって「麻生久美子浅田美代子の間違いじゃないの?」と思ったら、「ハイジ」のロッテンマイヤーさんや「サザエさん」のおフネさんでお馴染みの声優さんだった(本作ではテリー伊藤の母親役を演じてるとか)。日曜のサンジャポに、築地で卵焼き屋を営む“伊藤輝夫の兄”こと、アニー伊藤がお祝いメッセージを寄せてるに1000ガバス仰げば尊し

『あおげば尊し』 1/21(土)〜2/17(金)まで
 


【監督・脚本】市川準【撮影】小林達比古
【出演】テリー伊藤/薬師丸ひろ子/絵沢萌子/大倉孝二/入江雅入/麻生美代子/加藤武
82min/ビスタサイズ/2005年
□上映館:新宿K's cinema 他


父の最後の授業に、言葉はありませんでした



【STORY】父がもうすぐいなくなる。この世から、消える。家族で最期を看取るため、自宅での介護を決めた。一生教師だった父。でも、誰よりも頑固で厳しい教師だった父を見舞いに来る教え子なんて、ひとりもいない。父は本当にこのまま死んでゆくのだろうか。僕ら家族にできることは、本当にもうないんだろうか…。僕が教える子供たちは、死の意味が分からない。インターネットの死体写真、斎場への寄り道。「どうして死体を見ちゃいけないの?」という彼らの間いに、僕は何も答えることができないでいる。・・・父さん、死ぬってどういうことなんだろう? 僕には全然わからない。だから父さん、僕らに教えてくれないか? ずっと生きてきた父さんが、今こうして命を見つめている姿を、見せてやってほしいんだ……。


1/21(土)15:00の回上映後に初日舞台挨拶あり。ゲストはテリー伊藤薬師丸ひろ子麻生美代子市川準監督を予定。


卒業

卒業


本作のちらし作ったのって、『トニー滝谷』の時と同じ人? すごく雰囲気が似てるんだけど。。。