多摩映画祭の「田中哲司特集」で花井さちこにであった・・・

第15回映画祭TAMA CINEMA FORUM「田中哲司特集」に行ってきました。いやー、女子率98%!(もうちょっと男子いたか) 見渡す限りF1、F2層だらけでした。トークショー田中哲司岩松了に加え、急遽ムラジュンも参加。しかし一番驚いたのが、上映前に映画の予告が流れてたこと。そんな経験は今までしたことないんで、かなり異例の出来事っすよこれは。しかもね、田中哲司とか全然関係ないんだ(笑)。流れていたのは、今日からポレポレ東中野で公開される女池充監督『花井さちこの華麗な生涯』『ビタースイート』! しかも二度も! 一瞬「何つながり?」と疑問符ついたけど、『ビタースイート』の予告の作りがもろに女性向けだったので、これは邦画好きの女性客が多数来ることを見越した確信犯に違いない(TAMAスタッフとポレポレの支配人つながりか…?)。『花井〜』はラストの会話から告知画面に切り替わるタイミングが絶妙なんで、二度とも女性客にウケてましたね。しかし、田中哲司目当てで来たお客さんの中で、『花井〜』の予告でJ民党に電話かけてた人が『ビタースイート』の監督だということに気づいた人はいるんだろうか…(名前は出てたけど、作品の雰囲気全然違うもんなあ)。

「花井さちこの華麗な生涯」公式サイト(※予告も視聴可能)
「ビタースイート」公式サイト(※予告も視聴可能)


それから23日は同じく「PFF出身の作家たち」という特集に行ってきました。初めて動いてる姿を見た生・荻上直子監督(『バーバー吉野』)は、小林聡美から「うちの一番下の妹です」と紹介されても信じてしまうぐらいの人でしたよ(笑)。なんかテンション高まって久しぶりに『やっぱり猫が好き2005』見返したら「作・荻上直子」ってなってた(しらんかった…汗)。荻上監督は小林聡美もたいまさこ片桐はいりという夢の3人組でかもめ食堂というオール・フィンランドロケの映画を撮っているんだけど(公開は来年の春頃)、荻上監督が3人に出演をオファーし実現したものとばかり思ってたら逆だった。本作はもたいまさこ小林聡美の二人が所属してる芸能プロダクション、シャシャ・コーポレイションの初プロデュース作品だそうで、映画のために原作を書き下ろした群ようこももたいさんとは旧知の作家さんだし、脚本も完全当て書きだとかで、監督、期待して待っております!


『かもめ食堂』公式サイト

活! (角川文庫)

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