『グロヅカ』まもなく公開(10/22〜10/28までレイトショー)

野中の一軒家に一夜の宿を乞うた山伏一行。しかしそこは鬼の住家だった…という能の代表的な演目「黒塚」をモチーフに、映画制作のため人里離れた山奥にやってきた女子大生たちにふりかかる恐怖体験を描いたサイコ・サスペンス『グロヅカ』が今週末から1週間限定公開される。今回の上映はイベント上映ということで、なんと1ドリンク付き。本作は「おんなだらけのこわいはなし」3部作の第1弾として制作されたらしく、森下千里はじめ三津谷葉子安藤希伊藤裕子ら出てくるのは女性ばかり。メガホンをとるのは『完全なる飼育 愛の40日』『運命人間』の西山洋市。スチール見たけど、暗がりに現れる能面は怖いやねえ(人形嫌いなもんで…)。

『グロヅカ』 10/22(土)〜10/28(金)まで


【監督】西山洋市【脚本】村田青【撮影】寺沼範雄
【出演】森下千里/三津谷葉子/黒澤友子/福井裕佳梨/齋藤慶子/安藤希/伊藤裕子
85min/2005年
□上映館:シネクイント(レイトショー)


【STORY】女子大生のアイ(森下千里)とマキ(三津谷葉子)は、演劇研究部のナツキ(黒澤友子)、ユウカ(福井裕佳梨)、ヤヨイ(齋藤慶子)らを巻き込んで、映画研究部の復活第一作撮影のため合宿を企てた。出発当日になって引き篭もりのタカコ(安藤希)とマキの姉で元映研部員のヨーコ(伊藤裕子)の二人が加わり、一行は人里離れた山奥の寮へと向かう。映研には七年前に行方不明者や発狂者が出たという噂があった。しかしヨーコにはキッパリと否定される。寮についた一行は、アイが部室で見つけたという奇妙なテープを鑑賞する。そこには“泥塚”という能面を被った人物が起こす惨劇の一部始終が映っていた。「これ、7年前の事件を映したものじゃ…」。騒然とする皆をヨーコが一喝。マキはここで初めてその噂を元にした映画を作るつもりだと打ち明ける。翌日から、彼女たちの身に奇妙な出来事がふりかかる。皆が不信感を募らせる中、ついに仲間の一人に犠牲者が……。


上映期間中は連日舞台挨拶あり。安藤希ちゃん(id:nozomian)も水曜日に登壇予定。

10/22(土) 全員舞台挨拶
10/24(月) 福井裕佳梨
10/25(火) 黒澤友子 齋藤慶子
10/26(水) 安藤希
10/27(木) 森下千里
10/28(金) 伊藤裕子
※都合により変更になる場合もあります。

今回の興行は「全席指定」だそうで、料金は1800円(1ドリンク付き)。チケットはチケットぴあにて既に発売中です(Pコード 551-595)。


シネクイントで1ドリンクって缶ジュース1本貰えるってことなのかなあ(謎)。ちなみに上映時間はちらしに「21:50〜」って書いてあるんだけど、遅くない? 希ちゃんとこには「21:20〜」って書いてあるし、劇場サイトには時間が載っておらずよくわからないので、行かれる方は直接劇場に問い合わせてみてください。



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