肩こり人間なのでメモ。
肩こりには3種の発生源があるので、原因に応じた解消法をとる。
- 肩からくる肩こり
【診断法】小さく前ならえをした状態で、ヒジを身体につけたまま、左右に開いてみる。180度開けない、ヒジが身体から離れてしまう人はこのタイプ。腕を上げるとか、回すといった動作をあまりしない人は、肩甲骨周辺の筋肉をあまり使わないために周辺の血流が滞っている。よって、肩甲骨を動かす運動をする。
【解消法】必要な動作は、腕を高くあげる、肩を回す、胸をそらすの3種。肩や肩甲骨が動くのを意識しながら、志村けんがやってる“ヘンなおじさん”の動きをするのが効果的(事実、志村けんは肩こり知らず)。
- 腕からくる肩こり
【診断法】両手を前に伸ばし交差して手を組む。そのまま手首を引き寄せくるりと裏返し(じゃんけんでどれを出すか決める時にやるのと同じ要領)、再び腕を前に伸ばす。このとき、ひじがきちっと伸びない人はこのタイプ。長時間パソコンをしたり、赤ちゃんを抱くなど育児に従事してる人に多い。
【解消法】腕をねじる、ひねるがポイント。腕をひねることで筋肉が伸び血流が改善される。まず、腕を前に伸ばし、手の甲を合わせ、手のひらをかえすように腕を捻りながら大きく後ろへと腕を開く(深呼吸の要領)。次に腕を大きく上から下へ、下から上へと回す。そして身体を捻りながら腕を左右に大きく振る。どれもラジオ体操の要領。
- 首からくる肩こり
【診断法】上を向いて、水を半分ほど入れた500ミリリットルのペットボトルを額の上に立たせる。そのままの姿勢で、その場でぐるっと一回転してみる。できなければ、首が原因の肩こり。首から肩こりの人は、首の骨がきちんとカーブしておらず、まっすぐになっているため、頭の重さをうまく支えられず、首から肩にかけての筋肉が張ってしまう。猫背の人や枕の高さが合ってない人にこのタイプが多い。首は脳神経系が通っているので自己流のマッサージは危険。
【解消法】インドの人が踊りでよくやるように、手を伸ばし頭の上で手を合わせ、まっすぐ前を見て、顔が傾かないように首を左右水平に動かす。次にお祈りするみたいに両手をを胸の前で合わせ、首を水平に保ったまま前後に突き出す。最後に、首を水平に回転させる(右回り左回りを2回づつ)。鏡を見ながらやるのがコツ。