突然頭の中でつながったのでメモ。
かの土方巽は、“舞踏”のことを「命がけで突っ立った死体」と評していた。そして、かの高橋洋は、知り合いの脚本家が見たという幽霊について「幽霊の姿に最も近いのは死体だろう。深夜、自宅キッチンでふと振り返るとそこに死体が立っていた…。その姿をありありと思い描ける者は、あの時脚本家が味わったものを幾分かは想像できるはずだ」と語っていた。
貞子の動き、伽椰子の動き、、、それらは舞踏に通じると思っていたけど、そうか、単に影響を受けてるんじゃなく「死体」「立っている死体」でつながってるんだ。
ちょっとスッキリ。
- 作者:清水 正
- 発売日: 2002/07/01
- メディア: 単行本