ホラー映画の予告CMを考える

「怖い」「気分が悪くなる」「家族団欒のひとときをぶち壊された」と一部で評判の『THE JUON/呪怨』のCM。「時間帯を替えてくれ」「子供が見る番組内では流すな」という改善案のほかに、「放映前にテロップを流してくれ」などという案も出ており、それはなかなか斬新だなと思った。

これからお見せするCMには、
非常に過激な内容が含まれております。
心臓の弱い方、小さなお子様と見ていらっしゃるご家庭の皆様は、
テレビから目をそらすかチャンネルを替えることをオススメいたします。


THE JUON/呪怨日本ヘラルド映画宣伝部


その間はもちろん10秒ぐらいの無音。CMって、番組放送してるときより音量上がってるから、突然無音状態にされると、ながら見してる人も「ん?」て一端画面に注目すると思うんだな。で、いいタイミングで本編を流すと。


面白そうなので、宣伝スタッフには是非試していただきたい。テロップに釘づけになってチャンネル替えるの忘れる人が出たとしても、それはしょうがない。逆にホラー好きからは「テロップ入れるほど怖くない」とクレームがくると。。。いい塩梅です。


しかし、あのCMで一番怖いのは伽椰チャンでも俊雄クンでもなく、ラスト直前で絶叫するオヤジ(テッド・ライミ)の顔だと思う。ちなみに映画は今日から公開。祝日だから1日早いのだ。



そして、『呪怨』より何より、今一番怖いのは、痩せこけクリスチャン・ベイルが出てる『マシニスト』のCMという現実。
映画『マシニスト』公式サイト


人間は何キロまで痩せても生きていけるのだろう。拒食症の人とかもすごいじゃない? 見るからに骨と皮なのに、それでも生きてる。人体ってすごい。