『最後の晩餐』まもなく公開(2/12〜4/1まで)

呪怨』『箪笥』といった日韓ホラーのノベライズでも知られる作家・大石圭のホラー小説「湘南人肉医」を、『自殺マニュアル』の福谷修が映画化した『最後の晩餐』が今週末から公開される。実はこれ、日本と香港の合作映画で、香港パートは『帝都大戦』『孔雀王』のラン・ナイチョイ(藍乃才)監督が監修を務めているそうだ(懐かしい・・)。公開記念座談会(福谷修×加藤雅也×大石圭)大石圭が語った“世界のカニバリズム話”がなかなかに面白かった。エンディングテーマをBACK-TICKの櫻井敦司、音楽をトルステン・ラッシュが担当。サントラのジャケ写は“料理と共にテーブルに乗せられた三輪ひとみ嬢の生首”です(笑)。Amazonよ、画像UPしてくれー!

『最後の晩餐』 2/12(土)〜4/1(金)まで(3/26〜モーニングショー)


【監督・脚本・編集】福谷修 【香港パート監修】ラン・ナイチョイ
【撮影】岡雅一(日本編)/フォン・ユン・マン(香港編)
【特殊メイク】広瀬諭
【出演】加藤雅也/匠ひびき/三輪ひとみ/原史奈/前田綾花/スーキー・リー/小林且弥/神田利則/松田優
92min/ビスタサイズ/2004年
□上映館:渋谷アップリンクX


【STORY】湘南で美容整形外科医として働く小鳥田優児(加藤雅也)。芸能人をはじめ、数多くの女性に見違えるほどの美貌を与えてきたその腕は“ゴッドハンド”と呼ばれ、富と名声を欲しいままにしてきた。しかしかつての優児は、生まれつきの障害により、内向的で極度のコンプレックスを抱えた男だった。そんな彼を変えたのが人肉である。最初のうちはたまたま見つけた死体を食べていた優児だったが、学会で訪れた香港で一線を越えてからは、肉がなくなるたびに殺人を繰り返し、手口も巧妙にエスカレートしていった。周囲の人間にも“とっておきの肉”を振舞う優児。相次ぐ美女の失踪事件に警察が動き始めたとき、彼の嗜好を知る何者かから一通の脅迫メールが届く。一体、誰が? 優児の周辺で何かが大きく動き出そうとしていた……。

舞台挨拶、トークショーの予定は以下の通り。

【舞台挨拶】
2/12(土)
13:00の回上映後、15:00の回上映前
 ゲスト:大石圭(原作者)、福谷修監督
17:00、19:00の回上映前
 ゲスト:出演俳優、福谷修監督
2/13(日)
13:00の回上映後、15:00の回上映前
 ゲスト:三輪ひとみ福谷修監督
2/19(土)
13:00の回上映後、15:00の回上映前
 ゲスト:前田綾花福谷修監督


トークショー】(※17:00の回上映後)
2/16(水) 「メイキング・スペシャルPART1−俳優編−」
 ゲスト:福谷修監督、金子大志(メイキング監督)、他
 (※メイキング映像の上映、出演俳優たちの撮影時秘蔵エピソードを語る40分)
2/23(水)「メイキング・スペシャルPART2 −特殊メイク&香港編−」
 ゲスト(予定):広瀬諭(特殊メイクアップアーティスト)、福谷修監督、他
 (※「三輪ひとみの生首」など、多彩な特殊メイクの撮影秘話を語る40分)


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福谷修監督インタビュー
完成披露試写会の模様


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