『DV』まもなく公開(2/5〜3/18まで)

劇場で流れてる予告見てるだけでも「最後にきっちり救ってくれないと鬱になるから観にいかねーぞ、こらぁ!」といった気分にさせられるぐらいキッツイ内容の社会派作品『DV ドメスティック・バイオレンスが今週末から公開される。監督は『苺の破片』の公開も控える中原俊。DV夫を演じるのはハマり過ぎな遠藤憲一。妻役は、『怪奇大家族』でミーバー星人(和服美人の方)を演じた英由佳。ちなみに本作のメイキングを担当するのは本田隆一監督。製作配給は出演者の名を見て察してください*1

『DV ドメスティック・バイオレンス』 2/5(土)〜3/18(金)まで(2/26よりモーニングショー)


【監督】中原俊【脚本】KAZU/永森裕二【撮影】下元哲
【出演】遠藤憲一/英由佳/高野八誠/中原和宏/高橋かすみ/山本浩司/松田祥一/三上真史/でんでん/りりィ/小沢和義
85min/ビスタサイズ/2004年
□上映館:渋谷シアター・イメージフォーラム


【STORY】鬼頭泰子(英由佳)、29歳。ひと回り年上の夫・昭吾(遠藤憲一)を心から愛し、幸せな結婚生活を送っていた。だが3回目の結婚記念日を境に、泰子は夫の執拗な干渉に悩まされる。夫の中に沸き起こった激しい嫉妬心。日常的に振るわれる暴力。何故、夫は豹変したのか? 信じられない速度でエスカレートしていく夫の暴力に耐え切れなくなった泰子は、自分と同じ境遇の中年女性・霧島(りりィ)の紹介で、ある事務所を訪ねる。出てきたのは宗方(小沢和義)という男。彼は泰子に言った。「殺してもいいんですよ、正当防衛なら。あなたが死ぬことはない。」 そして、こう続けた。「DV被害者が一番に乗り越えなくてはならないこと。それは“自分自身が被害者である”ということに気づくことです」……。

2/5(土)は11:15の回上映後に初日舞台挨拶あり*2。ゲストは英由佳、遠藤憲一小沢和義中原俊監督を予定(追記:初日舞台挨拶の模様)。


−追記−
2/12(土) 17:15上映前にトークショーあり。ゲストは中原俊監督、渥美雅子(弁護士)を予定。


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*1:山本浩司小沢和義とくれば、、、もちろんバイオタイドです。

*2:ソースはMovieWalkerさん。公式にはまだ出てません。