PFFアワード2001で企画賞を受賞した8mm作品を、監督の井口奈己自らキャストを一新してセルフリメイクした『犬猫』が今週末から上映される。幸先のいいことに、先日開催されたトリノ映画祭では3部門（審査員特別賞、国際批評家連盟賞、最優秀脚本賞特別賞）を受賞。個人的には、テレビドラマでマニアックな活躍を見せてた榎本加奈子が心機一転、映画という別の畑でどんな演技を見せてるのかが非常に楽しみです。
『犬猫』 12/4（土）〜1/14（金）まで（12/25（土）〜モーニング＆レイトショー）
【監督・脚本・編集】井口奈己【撮影】鈴木昭彦
【出演】榎本加奈子/藤田陽子/忍成修吾/小池栄子/西島秀俊/井口昇
94min/スタンダード/2004年
□上映館：シネ・アミューズ
【STORY】東京近郊、静かな街の一軒家。中国へ留学するアベチャン（小池栄子）の留守宅を預かることになったヨーコ（榎本加奈子）と、古田（西島秀俊）の家を出て転がり込んできたスズ（藤田陽子）。幼なじみとはいえ、あまり仲のよくないふたりだが、なんとか一緒に住み始める。ふたり暮しもようやく落ち着いてきた頃、ヨーコがひそかに想いを寄せている三鷹（忍成修吾）とスズが急接近！ 内心穏やかでないヨーコとそんなことにはお構いなしのスズ。ふたりの距離は微妙に近づいたり離れたり……。
12/4(土)は12:15の回上映後、14:30の回上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストは井口奈己監督、榎本加奈子、藤田陽子、忍成修吾を予定。前日12/3(金)17:30〜21:00の間に劇場窓口で整理券配布（一人2枚まで）。
また12/11(土)には榎本加奈子×藤田陽子のトークショー、12/18(土)は井口監督のトークショーと主題歌「うしろ姿の人」を歌う湯川潮音のミニライブも催される。両日共、19:15の回上映前を予定。
尚、自分のペットや近所の犬猫の写真（or画像）を持ってゆくと、当日料金300円割引してくれるそうです。
調べてたら、井口監督、はてなダイアラー(id:nmnm-i)だったことが判明。トリノ映画祭の模様など詳しくいろいろと綴ってらっしゃるので後でじっくり読みにいこうっと。監督の公式サイトはこちら。「8mm版の『犬猫』ってどんななの？」って人はこちらをどうぞ。ちなみに名字同じだけど、出演もしてもらってるけど、井口昇監督とは何の関係もないそうです（笑）。
