『透光の樹』まもなく公開(10/30〜1/21まで)

映画とは別のこと*1でいろいろと話題の尽きない『透光の樹』が今週末から公開される。原作は谷崎潤一郎賞を受賞した高樹のぶ子の同名小説。秋吉久美子って今年で50歳なんだねー。ちなみに本作は11月に新しく渋谷にオープンするシネ・アミューズ別館、アミューズCQNこけら落とし作品として『オールド・ボーイ』『雨鱒の川』と共に上映予定。

『透光の樹』 10/30(土)〜1/21(金)まで*


【監督】根岸吉太郎【音楽】日野皓正
【出演】秋吉久美子/永島敏行/高橋昌也/吉行和子/平田満/寺田農/田山涼成/うじきつよし/村上淳/椎野未歩子/松岡俊介/戸田恵子
120min/R-18指定/2004年
□上映館:テアトル新宿(〜11/19まで)/シネカノン有楽町(〜1/21まで)/アミューズCQN(終了)


【STORY】25年ぶりに出会ってしまった山崎千桐と今井郷。かつて同じ金沢の街で出会った頃の面影が、そのまま残る二人。時を経て必然のように出会った郷に、千桐は言う。「私を買ってください。」と。借金に追われる父の介護をしながら娘と三人で暮らす千桐の、けっして楽ではない生活を知った郷は、その援助を申し出る。思いを遂げあえたのも束の間、男は癌に冒され、彼の死後、千桐は男の面影だけを胸に、アルツハイマーで廃人同然になってゆく……。


10/31(日)シネカノン有楽町にて初回上映後に舞台挨拶あり。ゲストは根岸吉太郎監督、秋吉久美子、永島敏行を予定。


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試写会の模様(2004/6/29)

根岸吉太郎監督インタビュー
秋吉久美子インタビュー

*1:降板したショーケン関係で。