『トッポ・ジージョのボタン戦争』明日から公開(9/4〜10/8まで)

あの市川崑が監督した日伊合作アニメーショントッポ・ジージョのボタン戦争』が明日から上映される。製作されたのは1967年。『東京オリンピック』(65年)の次に撮ったのが本作とのことで、今回はリバイバル上映。初めてちらしを目にした時からずっと「なぜ市川崑?」と不思議だったのだが、どうやら監督がトッポ・ジージョの大ファンだったらしい(※製作にも名を連ねている)。


『トッポ・ジージョのボタン戦争』 9/4(土)〜10/8(金)まで*


【監督】市川崑【繰演】マリア・ペレゴ【音楽】中村八大
【脚本】市川崑/永六輔/アルベルト・オンガロ/フェデリコ・カルドゥロ
【声の出演】中村メイコ/大平透ほか 【ナレーション】小林桂樹
92min/日伊合作/1967年
□上映館:ユーロスペース


【STORY】トッポ・ジージョは小さなアパートで2匹のノミに悩まされながらさびしい一人暮らしをしていた。ある夜、ノミの襲撃に耐えられなくなったジージョは街に飛び出し、街灯の下にいた赤い風船と出会う。ジージョにとって初めての友達。2人は夜の街を楽しく歩き始める。一方、街ではギャングたちが銀行を襲う準備を進めていた。楽しい時もつかの間、ジージョは風船とはぐれ、とある銀行の一室に迷い込んでしまう。そこへギャングたちがやってきた。ギャングが狙っていたのは、銀行の金庫の中に収められている、押すと全てが破壊されるという恐ろしい“ボタン”。そのことを知ったジージョは再会した風船の助けを借り、ギャングの企みを阻止しようと奮闘するのだが……。


尚、英語字幕版での上映もあります(連日夜7:00の回のみ)。


9/4 (土)は1:00の上映後、3:00の回上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストは中村メイコ。また、初日に限り、トポ・ジージョグッズが抽選でプレゼントされるそうです。


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