『歌舞伎町案内人』まもなく公開(8/28〜9/24までレイトショー)

李小牧原作の自伝的同名ノンフィクションを完全映画化した(というと原作者本人には怒られるのでやめとこう…笑)『歌舞伎町案内人』が今週末から上映される。メインの役者が何故かタレントばかりということで、上映館となるテアトル新宿は、主演のチューヤンより脇の山本太郎を前面に押し出してるのが面白い。公開を記念し“山本太郎オールナイト”まで催されるようで、メロリンキュー時代の海パン姿、傍若無人な振る舞い、芸能界ほされ伝説が未だ脳裏から離れない「元テレ」世代としては、「やつもとうとうこんな扱いを受けるようになったのか」と感慨深い思いでいっぱいです(涙)。


『歌舞伎町案内人』 8/28(土)〜9/24(金)まで*


【監督】張加貝【脚本】神波忠男/南木顕生【撮影】田中潤
【原作】李小牧 「歌舞伎町案内人」(角川書店刊)
【出演】チューヤン/山本太郎/坂井真紀/舞の海/ガッツ石松/李丹/木下ほうか/上田耕一
110min/ビスタサイズ/R12指定/2004年
□上映館:テアトル新宿(21:20〜レイトショー)


【STORY】新宿歌舞伎町で「案内人」というビジネスを見出した李(チューヤン)は、中国の自主就学生。ケツモチのヤクザ(舞の海)、新宿署の刑事(ガッツ石松)としたたかにつきあいながら、李のビジネスは順調。唯一の心配は、親友の劉剛(山本太郎)がビザを更新できず失踪したことだった。やがて中国マフィアの台頭、日本のヤクザの抗争に巻き込まれて、愛する妻・ユキ(坂井真紀)も去ってゆく。李の人生に大きな転機が訪れた時、李は劉剛と意外な再会をする。命もプライドも売って、歌舞伎町に生き残ろうとする2人の運命が、闇社会の悪夢に向かって動き始める……。


8/28(土)は初日舞台挨拶あり。ゲストは張加貝監督、チューヤン、山本太郎ガッツ石松舞の海を予定。


また、公開を記念し9/11(土)には山本太郎オールナイトが催され、出演4作品の一挙上映と山本太郎・井筒監督を迎えてのトークショーが行われる。

山本太郎 秋祭り”
日にち:9/11(土) 開演:21:20〜 料金:2500円
【上映作品】
『歌舞伎町案内人』(監督・張加貝)
光の雨』(監督・高橋伴明
『夜を賭けて』(監督・金守珍)
ゲロッパ!』(監督・井筒和幸
トークショーゲスト:山本太郎×井筒和幸監督


※当日17:00より整理券付きチケット販売(前売りを持ってる場合は差額で入場可)


惜しい! 井筒監督が来るなら、篠田昇氏が撮影を担当した『突然炎のごとく』も入れた方が貴重だったのに。


【関連記事・サイト】
「歌舞伎町案内人身辺日記」(原作者・李小牧公式サイト)
製作発表記者会見(2003/10/21 新宿ロフトプラスワン)1
完成披露試写会舞台挨拶(2004/8/26)yahoo動画(8/27更新)
初日舞台挨拶(2004/8/28 テアトル新宿)1
チューヤン・インタビュー
ガッツ石松インタビュー