撮影監督・篠田昇、逝去

映画撮影監督の篠田昇さん死去 「世界の中心で―」撮影(asahi.com 2004/06/23 15:04) 
篠田昇氏死去 映画撮影監督(東奥日報 2004/06/23 17:08)
篠田昇氏死去/映画撮影監督(秋田魁新報社 2004/06/23 17:08) 
撮影監督の篠田昇氏が22日未明、肝不全のため逝去されました。まだ52歳…。自分は映像に関して素人だから、画を観ただけで「これは○○が撮った画だ!」とか全然判別できないんだけど、この人は岩井俊二監督の一連の作品を撮っていたこともあり、あと、なんと言っても、「光」ですよね。“篠田作品”てことでいえば『クロエ』が一番好きなんだけど、印象的な「光」を画に映し込むのにたけた人だったこともあり、自分の中では、名前と画の一致する数少ない撮影監督の一人でした。


ネットで読める篠田さんのインタビュー
http://www.skipcity.jp/event/cd_report3.html


篠田さんのフィルモグラフィー
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=118189


盟友、岩井俊二監督からの追悼文
http://www.swallowtail-web.com/jp/eye/eye.html


青山真治監督からの追悼文(6/22付)
http://boid.pobox.ne.jp/contents/diary/noname/nona023.htm


現在公開中の『世界の中心で、愛をさけぶ』も篠田さんの仕事。映画は大ヒット中にもかかわらず、篠田氏の訃報を大手ネットニュースが全然取りあげてくれないのは悲しいです。もっともっと撮り続けて欲しかった。


心よりご冥福をお祈りいたします。


−追記−
http://www.c-buku.net/oosawa/oosawa2.html
↑これは『解夏』公開時に行われた大沢たかおへのインタビューなんだけど、『花とアリス』撮影後ということもあり、篠田さんと岩井監督との関係が透けて見えるようなちょっとしたエピソードが披露されています。