『ヒッチハイク 溺れる箱舟』明日から公開(6/12〜7/9まで)レイトショー

あなたは北海道の広大な大地を車でドライブしていました。すると突然、小沢和義似の男が車の前に飛び出してきました。「車が故障したのに誰も止まってくれずつい飛び出してしまった」と困り果てた口調で話す男。あなたなら彼を乗せますか? 乗せませんか? ・・・ほんの親切心で見知らぬ男を車に乗せてしまったことから始まる夫婦の恐怖を描いたヒッチハイク 溺れる箱舟』の上映が、明日からユーロスペースで始まる。日本でヒッチハイクを題材にした恐怖ものってあんまりピンとこなかったけど、スチール見て了解。北海道ね。周囲に何もない誰も通らないアメリカちっくな1本道なんてここぐらいか。


『ヒッチハイク 溺れる箱舟』 6/12(土)〜7/9(金)まで*


【監督】横井健司【脚本】KAZU/永森裕二【撮影】下元哲
【出演】寺島進/竹内ゆう紀/山本浩司/小沢和義
83min/R-18/2004年
□上映館:ユーロスペース(21:10〜レイトショー)



【STORY】北海道に単身赴任中の中年男、姿俊夫(寺島進)。今日は東京に残してきた妻・麗子(竹内ゆう紀)が半年ぶりにやって来る日。空港で久しぶりに再会した姿夫妻だが、不倫中の夫とそんな夫に不信感を抱く妻との間になつかしさや喜びはなかった…。 広々としたアスファルトの道を進む俊夫の車。突然ひとりの男(小沢和義)が目の前に飛び出し「車が故障したので乗せて欲しい」と懇願する。反対する麗子を尻目に、了承する俊夫。車に乗り込んだ男は「黒田」と名乗り、気さくな笑顔を見せる。しかしあたりが暗くなった頃、彼の態度が一変する。麗子に対し異常な興味を示し身体に触ろうとする黒田に激怒した俊夫は、強引に黒田を車から降ろした。その瞬間、黒田はトランクからショットガン取り出し「このままどこまでも走り続けろ!」と二人を脅す。携帯電話を取り上げられ、全財産を燃やされ、妻の立てた恐るべき犯罪計画も露見し、極限状態に達した姿夫妻の行き着く先は…。


6/12(土)寺島進、竹内ゆう紀、小沢和義山本浩司横井健司監督を迎えての舞台挨拶あり


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