『ジャンプ』まもなく公開(5/8〜6/11まで)

ネプチューン原田泰造の映画初主演作『ジャンプ』が今週末から公開される。元々役者志望で俳優養成所に通ってたこともあるだけに、念願の単独映画初主演に気合入ってるそうだ。原田が演じるのは、付き合ってた彼女に突然失踪される男の役。ドラマではコメディ続きだが、今回はいたってシリアス。そういえば現在公開中の『犬と歩けば』でココリコ・田中直樹が演じる主人公も、突然彼女に置いてかれて途方に暮れる役だった。お笑い芸人には、そういう頼りなくて優柔不断な等身大の男が似合うということなのか…。原作は、平成12年度「本の雑誌」ベストワンに輝いた佐藤正午の同名小説(ISBN:4334733867)。佐藤とは20年来の友人である竹下昌男が監督する。


『ジャンプ』 5/8(土)〜6/11(金)まで


【監督】竹下昌男【原作】佐藤正午「ジャンプ」(光文社文庫)【脚本】井上由美子【撮影】丸池納
【出演】原田泰造/牧瀬里穂/笛木優子/光石研/鈴木砂羽/唯野未歩子/金久美子/寺島進/伊武雅刀/上田耕一/平泉成/中井貴一
 115min/2003年
□上映館:テアトル新宿


【STORY】翌朝出張を控えた三谷純之輔(原田)は、空港に近い恋人・南雲みはる(笛木)の部屋に泊まることにした。食事に出かけた先で酩酊した純之輔を支えながらマンションの前まで戻ってきたみはるは、朝食のリンゴを買い忘れたことに気づき、「5分で戻ってくるわ」と言い残して、そのまま姿を消してしまう。わずかな手がかりをもとにみはるの行方を追う純之輔。彼にはなぜ彼女がいなくなったのか、その理由がまったくわからない。次第に明らかになってゆく真相、そして5年後に会った彼女から聞かされる真実とは…。


初日5/8(土)11:20の回上映後に舞台挨拶が行われる。ゲストは竹下昌男監督、原田泰造牧瀬里穂笛木優子を予定。初日は先着で青森りんごのプレゼントもあり。



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