“J-HORROR THEATER”続報!

去る3月30日に東宝本社で、市川南東宝・映画調整部)と一瀬隆重プロデューサーによる記者会見が開かれた。
http://www.toho.co.jp/movienews/0403/13jhorror_st.html


これによると、レーベル立ち上げのきっかけは、海外映画関連会社から連日送られてくる「新作まだー?」の問い合わせEメールだそうで、ちょうど6人の監督*1と次の作品に関する打ち合わせをしてたこともあり、いっそのこと「誰が1番怖い映画を作るか」というコンセプトで競い合うレーベルを作ってみようじゃないかと言うことになり、一昨年から準備をすすめてたそうだ。『呪怨』(ASIN:B00009SEI5)の興行成績は日本より海外、特に韓国、台湾、スペイン*2などの方が良かったこともあり、海外向けにわかりやすくホラー専門レーベルを作ったというのが真相らしい。


Jホラーシアター独自のルールは「タイトルを漢字二字にする」ということぐらい。作品の内容は、出来るだけ被らないよう、打ち合わせの段階で一瀬氏が調整してるとのこと。


第1弾は『感染』(監督・脚本:落合正幸、原案:君塚良一)と『予言』(監督:鶴田法男、脚本:高木登、原作:つのだじろう恐怖新聞」)で、10月2日公開。ストーリーの詳細は↑のURL先に載ってます。


清水崇監督はアメリカ版『呪怨』の撮影が終わり、既に別のスタジオからアメリカ映画製作のオファーが来てるとのこと。中田秀夫監督はこれから『ザ・リング2』の撮影に入るらしい。


−追記−
ちなみに高橋洋清水崇は今年の夏に『ホラー番長』で対決しますです。高橋洋監督作『ソドムの市』の撮影は3月末から既に始まってる模様。クランクアップはもうしたのかな? 出演女優さんの日記を読むと、東宝やら大蔵映画やらの匂いがプンプンするのですが…。ほんとに怖いのか?(あやしい) せっかくだから、ヘビ出してヘビ!


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日本ホラー界の粋を集めた新レーベル誕生

*1:黒沢清落合正幸、鶴田法男、高橋洋清水崇中田秀夫

*2:スペイン人てホラー好きなの? 『アンダルシアの犬』(ASIN:B00006GJI7)と『アザーズ』(ASIN:B000066I52)ぐらいしか知らんぞ。