NHK「“火の鳥”からのメッセージ」を観る

今夜は、ついさっきまでレイトショー*1を観に行くつもりだったのだ。身支度を整え、コンタクトも入れ、CX『ほん怖』と稲垣吾郎版『犬神家の一族』のHDD予約もし、あとはNHK『火の鳥』とTX『アド街ック天国〜東京散歩したい街BEST30〜』の録画用ビデオをチェックしたら終わりだと思ったら、、、無い。空きテープが1本も無い(涙)。もう時間がねー! …というわけで、レイトショーは断念。つーか、外で飯食うつもりだったんで、家に食い物すらねー。腹減った。ケンタッキーでも頼むか。


手塚治虫原作の漫画「火の鳥」は今年からNHKでアニメ化されることになり、NTVの『MONSTER』と共に楽しみにしてたアニメ。今回のはその番宣で、“プラハでの音楽収録”というのが一番楽しみだったり。漫画「火の鳥」といえば、一番好きなのが“人間と植物が入れ替わっちゃう星の話*2”なんだが、これはほんとに怖いよ〜。あの恐怖感がアニメでもちゃんと出てるといいなあ。NHK総合なだけにちょっと心配。


うちの親が手塚治虫白土三平好きだったもんで、昔から二人の漫画は割と家に揃ってた。親はよく「初版本だから売れるぞ」と言ってたが、子供の食べこぼしや落書きのついた漫画が売れるか! でも、白土さんの「カムイ伝」にはお世話になりました。小学校に上がる前から読んでたので、漢字の“読み”の成績だけは良かった。何故って、この漫画、フリガナほとんど振ってないんだもん。本当にひもじい時は馬のフンを食べればいいんだよ、食物繊維が取れるからね。…なんて変な知識も一緒に身に付いた。怖いと言えば手塚治虫の「バルボラ」とか「奇子」も怖いな〜。「ライオンブックス」に載ってた理科室で女の子の身体がなんか変になっちゃう話も怖かった。ああ見えて手塚治虫ものは結構怖いんだよ。


−追記(視聴後)−
中島美嘉が主題歌を担当するそうだ。インタビューに答える彼女の言った一言「手塚さんの姿を見たことないし、会ってみたかったですねえ」にしばし凹む。手塚治虫が亡くなったのってそんな前か?*3 …自分も歳くったなあ。

火の鳥」といえば、やはりこの1本もオススメしておかねば。旧ソ連初の長編アニメーション『イワンと仔馬(旧邦題:せむしの仔馬)』*4ASIN:B000075B2A)。「火の鳥」の元になった映画だし(観れば一目瞭然)、後にNHK青いブリンクASIN:B00006JL73)としてリメイクしたぐらいだから、手塚治虫は相当好きなんだろう。

*1:イメージフォーラムでやってる『土方巽〜夏の嵐〜』です。

*2:たぶん“未来編”。

*3:調べた。亡くなったのは1989年2月9日。今から15年前。中島美嘉って20歳ぐらいだっけ?

*4:1947年制作。イワン・イワノフ=ワノ監督。カラー。