塩田・瀬々・高橋洋が迎え打つ『映画番長』シリーズ始動!

ちらしが配布され始めたみたいです。シネ・アミューズにてGETしてきました。イラストが全面に押し出されたちらしで、一見しただけでは『映画番長』のちらしだとわかりません。友人に見せたら「100%ORANGE*1もアニメーション映画作るんだ」と勘違いしました(笑)。

詳細は以下の通り。


『映画番長』シリーズ 企画・製作:ユーロスペース 協力:映画美学校
公式サイト http://www.eigabancho.com/


DVカメラによる短期間撮影、同一予算、エンターテイメント作品という互角の条件を課した果たし合い。力と技と戦略を観衆に問う戦いのコロシアム。それが『映画番長』。映画美学校の講師陣と元生徒による下克上対決! 
●上映館:ユーロスペース


−告知− 
映画番長シリーズが大阪、名古屋など東京以外の地域でも拡大公開されます。詳細は公式サイト参照。



4/24(土)〜5/14(金)までロードショー公開
第1弾『ワラ(^O^)番長』シリーズ(監修:塩田明彦
ヘェー!思わずにやりとしてしまう、新感覚のB級コメディシリーズ
監督:古澤健西山洋市安里麻里

※金沢のシネモンドで8/21(土)〜8/27(金)の1週間日替わりロードショー。

−告知−
1/29(土)〜2/11(金)まで、渋谷のUPLINK Xにて『独立少女紅蓮隊』が再上映されます。2/3(木)は監督他ゲストを呼んでのトークショーもあり。詳しくはこちらまで。


ロスト★マイウェイ』(2004/76min/DV)
監督:古澤健 
出演:松重豊/植田裕一/安田尚哉/アレックス・コックス(特別出演)
“さえない男たちの、さえない人生・・・。道を失っても友情は失わない「レポマン」に捧げられたスローライフPUNKムービー!”


『稲妻ルーシー』(2004/70min/DV)
監督:西山洋市 
出演:佐藤仁美/水橋研二/戸田昌宏/今関朱子/野村恵理
“いたずらルーシーは爆弾娘。ルーシー行くとこ事件が起きる!性悪女のワンデイ・スラップスティック・コメディの誕生!”


『独立少女紅蓮隊』(2004/72min/DV)
監督:安里麻里 
出演:東海林愛美/立花彩野/太田千晶/宮下ともみ/R-NA/津田寛治
“「王国」独立のために立ち上がった少女スパイたち。喜びも悲しみも愛すらも知らない。ただ怒りだけが彼女たちを突き上げる!”
※9/8(水)から行われる「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー山形 in 東京2004」での「沖縄特集 琉球電影列伝/境界のワンダーランド」の1プログラムとして、『独立少女紅蓮隊』が上映されます。日時は9/19(日)17:30より。上映会場は映画美学校トークショー付き(ゲスト不明)。


※『ワラ番長』の舞台挨拶&トークショーの詳細はこちら(id:eichi44:20040408#p2)。




8/21(土)〜9/3(金)までロードショー公開(9/11〜9/24までレイトショー)
第2弾『エロス番長』シリーズ(監修:瀬々敬久
様々な性のあり方、また人間のあり方を描くエロス番長シリーズ
監督:瀬々敬久吉田良子西村晋也渡辺護(特別招待)


公式サイト http://www.eigabancho.com/eros_top.html


『ユダ』
監督・脚本:瀬々敬久 共同脚本:佐藤有記 音楽:安川午朗 撮影:斉藤幸一
出演:岡元夕起子/光石研/本多一麻/三浦誠己/松田祥一/結城貴史/中村ゆり/田村泰二郎/手島昭一/羽田昌義
113min/DV/ビスタサイズ/2004年
性同一性障害のユダと、心とからだに傷をもつ女、美智をめぐる数奇な運命”
※7/15に放映されたCX『スーパーニュース』(本多一麻が出演)の模様はこちら(id:eichi44:20040715#p1)


『ともしび』
監督・脚本:吉田良子 撮影:斉藤幸一 音楽:太陽肛門スパパーン
出演:河井青葉/遠藤雅/蒼井そら/佐々木ユメカ/宮下ともみ
79min/DV/スタンダードサイズ/2004年
“好きな男が住む部屋のアパートの住人を、詰め将棋のように追い出し独り占めしようとする、文系女の歪んだ愛情”


『ラブ キル キル』
監督・脚本:西村晋也 撮影:鈴木一博 監督補:榎本敏郎
出演:津田寛治/愛葉るび/街田しおん/麻白/水原香菜恵/松田祥一/ 三浦哲郁
91min/DV/ビスタサイズ/2004年
“エロビデオ鑑賞やストーカー行為を趣味とする中年間近の男と、スモールタウンに燻る十代の少女によるオフビート・ラブ・バトル”


『片目だけの恋』※特別招待作品
監督:渡辺護 脚本:井川耕一郎 監督補:佐藤吏 撮影:鈴木史郎 音楽:Lake side+ 
出演:小田切理沙/田谷淳/里見瑶子/下元史朗/佐々木日記
88min/DV/ビスタサイズ /2004年
“従姉妹の夫、愛してはいけない男性に背を向けられた時、少女がとった行動は・・・。多くの作品で若い人々からリスペクトを受けている渡辺護監督と脚本の井川耕一郎が長年温めてきた企画”
※監督の撮影エッセイ
※「片目だけの恋」私設応援サイト(←ほとんど公式サイトです。ここでしか見られないインタビューや予告編あり)


※「エロス番長」のプロデューサーは掘越謙三、大野敦子。録音・音響効果は福島音響の皆さん


情報ソース:「エロス番長」公式サイト、「ワラ番長」パンフレット、NIPPON EROTICS plus、各俳優事務所サイトetc


※8/2(月)には新宿ロフトプラスワンでトークイベント開催(id:eichi44:20040709#p2)
※舞台挨拶&トークショーの詳細はこちら(id:eichi44:20040731#p4)


−追記−
広島の横川シネマにて9/18(土)に行われる「P-1 Relax 5本立てオールナイト」で『ユダ』がプレミア上映。



10/16(土)〜11/12(金)までロードショー公開
第3弾『ホラー番長』シリーズ(監修:高橋洋
『リング』『呪怨』とホラーに新しいジャンルを生み出している監督たちが次に向かうのは…。心霊実話テイストの回路を通さずして、「恐怖」という感情を呼び起こすことに挑戦する。
監督:高橋洋清水崇西山洋市湊博之


−告知−
1/29(土)〜2/11(金)まで、渋谷のUPLINK Xにて『ソドムの市』が再上映されます。1/29(土)と2/5(土)には監督他ゲストを呼んでのトークショーもあり。詳しくはこちらまで。


公式サイト http://www.eigabancho.com/horror/horror_top.html


『ソドムの市』
監督:高橋洋
出演:浦井崇/小嶺麗奈/中原翔子/園部貴一/吉行由実/宮田亜紀/岩淵達治/今関朱子/本田唯一/津田寛治/河村竜也
“俎渡海家の子孫、「ソドムの市」こと市郎(浦井崇)は最悪の破壊計画を企んでいた。発端は18世紀、身に覚えのない罪で領主、市兵衛に責め殺された二人の女、テレーズ(小嶺麗奈)とキャサリン(宮田亜紀)。それがまったくの濡れ衣だと判った途端、俎渡海一族に地獄の呪いが襲いかかる……。因縁因果の業深く、呪いと復讐の一大地獄絵巻!”
※撮影レポは中原翔子さんか本田唯一さんのサイトに行くと読めたりします


『運命人間』
監督:西山洋市 脚本:佐藤佐吉
出演:豊原功補/内木英二/小松みゆき/中村愛美/蒲田哲/豊島みのる
“ペット探偵の田宮(豊原功補)は、パチンコ屋で見知らぬ男、毛利(内木英二)から「その台出ますよ」と告げられ、その通り大当たりが出て喜ぶ。しかし、それこそが恐ろしい出来事の始まりだった。自らを予知能力者と宣言する毛利の正体とは? 送られてくるビデオ通りに起こる戦慄の恐怖!”


『稀人』
監督:清水崇 脚本:小中千昭
出演:塚本晋也/宮下ともみ/中原和宏/蜷川みほ/菅田俊/中村麻美/渋谷宏美/河村竜也/斎藤歩
“映像カメラマンの増岡(塚本晋也)は、自らの眼をナイフで貫いて死んだ男、黒木阿礼(中原和宏)が死の瞬間、ある一点を凝視し、何かに異様に脅えていたことに心を奪われる。やがて、現実とも幻想ともつかぬ異界に彷徨い混んだ増岡は、少女の姿をした人間ならざるものと出会い、その飼育を始めるが……。其は地の深き所より来たる、真なる恐怖!”
※7/6(火)PM7:15からのPFFスペシャル・プログラム「映画監督・清水崇、ハリウッドへ Vol.2」にてプレミア上映あり
※第61回ベネチア映画祭デジタルシネマ部門正式招待決定!


『月猫に蜜の弾丸(たま)』
監督・脚本:湊博之
出演:勝矢秀人/涼平/田中伸子/鶴水瑠衣/永岡佑/河村竜也
“人形師、大角(勝矢秀人)は、本人と見分けがつかないほど精巧なダミーロボットを作る技術を持っていた。それに目を付けたギャングの手下クロキン(涼平)は、自分が惚れているマリ(田中伸子)のダミーを作らせ、マリを自分のものにしようと企むが……。欲望にかられた男たちに化け猫の復讐が始まる! ギャング体化け猫、奇想天外な怪談フィルムノワール!!”


9/21(火)には新宿ロフトプラスワンでトークイベント開催(id:eichi44:20040916#p1)
※舞台挨拶&トークショーの詳細(id:eichi44:20041014#p1)
※ホラー番長トークショーのレポート(こちら


尚、ユーロスペースで前売りを購入すると、100%ORANGE映画番長イラストと『ワラ(^O^)番長』3作品名場面写真の豪華4枚組ポストカードがプレゼントされるとのこと。前売りは各シリーズ毎に発行され、3作品観ると4作目はタダというポイントカードも発行される(こちらは映画番長シリーズが続く限り有効)。



【関連記事】
『映画番長』制作会見(2003/1/21 映画美学校試写室 )1



*1:『映画番長』のイラストを担当