『のんきな姉さん』に代わり、明日から『クルシメさん』の井口昇が監督、荒川良々が主演する『恋する幼虫』の上映が始まる。昨年の『帰ってきた刑事まつり』では井口監督の『アトピー刑事』が一番おもしろかったので期待してますです。でも、“痛い”映画は苦手なんだよなあ（汗）。
『恋する幼虫』 2/14（土）〜3/12（金）まで
【監督・脚本】井口昇【出演】荒川良々/新井亜樹/伊勢志摩/村杉蝉之介/唯野未歩子/乾貴美子/松尾スズキほか
110min/2003年/DV
□上映館：テアトル新宿（21：20〜レイトショー）
【STORY】青年誌に連載をもつ漫画家・フミオ（荒川良々）は、子供の頃に抱えたトラウマが原因で女性とまともにつき合うことが出来ない。ある日、彼の仕事場へ新人編集者のユキ（新井亜樹）がやってきた。彼女の不器用でおどおどした態度にキレまくるフミオは、ふとしたはずみから彼女の顔を深く傷つけてしまい、それが原因でユキは仕事や恋人を失ってしまう。やがて不思議にも彼女の顔の傷は奇怪な生命体となり、人の血を吸わないと生きていけない身体になるユキ。罪の意識からユキの言いなりになるフミオ。復讐心からユキの要求は次第にエスカレートしてゆく。互いを深く傷つけあいながら、次第に愛情を芽生えさせてゆく二人の行く末は・・・
2/14（土）は上映後に初日舞台挨拶あり。ゲストは井口昇監督、乾貴美子、しまだゆきやす〈プロデューサー〉、 デモ田中〈制作統括〉、西村喜廣〈特殊メイク〉。伊勢志摩、村杉蝉之介も予定されてる。また監督とゲストによるトークショーも企画されている。ゲストは 2/17(火)が荒川良々×蛭子能収（漫画家）、2/18（水）が枡野浩一（歌人）、2/26（木）が切通理作（ピンク映画評論家）。
そして2月28日(土)には24:00から公開記念オールナイトイベント＜愛の井口昇劇場＞が催される。
上映作品：『わびしゃび』(88年/35分)、『クルシメさん』(97年/53分)、
『俺の空』(99年/10分)、『アトピー刑事（帰ってきた刑事まつり）』(03年/10分) 、
『毒婦〜妖しい炎』(99年/60分)、
『ラッパー慕情』(03年/90分) ※藤原章監督・井口昇出演作
ゲスト： 篠崎誠（映画監督）、松梨智子（バカ映画監督）、なにわ天閣、中原昌也（映画評論家）、 藤原章（映画監督）、『ラッパー慕情』のキャスト・スタッフ一同
会場ゲスト：デモ田中、松本玲子（『アトピー刑事』主演の二人）
※料金2,500円均一（当日20:00より整理券付きチケット販売）
−追記−
3/3(水)は平野勝之(映画監督) 、3/5(金)は高橋がなり(ソフトオンデマンド代表) 、3/10（水）は庵野秀明（映画監督）、3/11（木）は天久聖一（漫画家）をゲストに迎えた井口監督のトークショーあり。3/10（水）庵野秀明（映画監督）とのトークショーでは庵野監督新作『キューティーハニー』の予告上映あり。また来場者全員に『キューティーハニー』のプレスがプレゼントされる。
※『恋する幼虫』の感想はこちら（id:eichi44:20040229:p1）
オールナイトイベント“愛の井口昇劇場”の感想・レポートはこちら（id:eichi44:20040229:p2）
【関連記事】
井口昇監督インタビュー１／２
